第2話 災難は忙しい時こそ狙ったように降ってくる

20241231

もう大晦日なんですねえ。

一年経つのが速いこと速いこと。

まさに月日は百代の過客にしてってやつです。


カクヨムさんは

ずっと読み専で幽霊部員やっていたのですが

先ごろから小品をぽつぽつ出したところ

ありがたいことに読んでくださる方もいらっしゃいました。

こんな辺境に気づいていただき嬉しい限りです。

反応くださる方もいらして、大変お世話になりました。

あまり頻繁に投稿できないとは思いますが

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


ファンタジー枠か童話枠か悩んでいるところではありますが

出来れば年内にもう一本上げたかったんです。

でも力及ばず最後まで仕上がりませんでしたわ (T ^ T)

家の事で手いっぱいで執筆まで時間が取れませんでした。

日頃きちんと家事を熟していれば、年末に慌てないで済むのにねぇ。

来年こそは月毎にローテーション組んで

各部屋を綺麗にしておくんだ、私!

1年に2回もギックリ腰やるようじゃアカンわ。

腹筋背筋も鍛えなきゃ。


本日は朝からシャカリキになって

お正月用にお節もどきを作ってました。

ウチは喪中なので『紅白系』は避けていますが

お節の謂れまで避けると、献立決めるのが大変になるので

昆布とか黒豆とかは作っちゃいましたね。

でもあんまりご馳走感が出ない程度に抑えて楽するつもり。


黒豆、白花豆はそれぞれ甘煮にして。

煮染め(干椎茸、人参、大根、ごぼう、筍、蓮根、こんにゃく、京芋、竹輪)

酢バス、叩きごぼう

昆布巻きにはしないで、日高昆布と干瓢だけを巻かずに甘煮に。


夕方、とりあえずここまでは出来ました。

他に今夜中の作業はお雑煮用の下茹でと伊達巻きくらい。

お汁粉の餡子は今煮てる最中です。

おっと年越しそばもあったっけ。

簡単にきつねそばにしちゃおう。

出汁は大鍋いっぱい取ってあるし、

油揚げ油抜きして甘辛く煮て、と。

お正月は毎年kg単位のお砂糖類が2袋くらい消えていきます。


来客の当日には唐揚げと春雨の中華サラダ、お刺身追加予定。


いつもは他に

きんとんや紅白なます、焼き豆腐、きんぴら、田作り、数の子など諸々入るのですが今回は無しの方向でいきます。

お餅の味変に胡桃味噌でも作っておこうかな?


煮染めは全部一緒に煮ると美味しくないので

素材ごとに味を変えてひとつひとつ別に煮ています。

コンロは2口タイプなので、無駄に空かないよう

大雑把なタイムスケジュール組んで

タイマーかけながらお鍋を取っ替え引っ替えしての調理です。

私ったら八面六臂の大活躍〜なんて

身の程知らずに天狗になってたらバチが大当たり。

もう計ったように『ここぞ』というタイミングで。


認知症の母がベッドでう○ちですねん。

幸い紙パンツの中ではありましたが

その場で脱ぎ始めるからもうてんやわんや。

ぎゃーー!やーめーてーーー!

パジャマからシーツからひっぺがして洗いましたとも。

お、お天気で本当に良かった……

もちろん洗濯機入れる前に手洗いでブツは除去します。

調理中にこの騒ぎですもんねえ。

ビニール手袋?

そんな暇があるものかっ!

目の前でゆるゆるう○ち満載の紙パンツ下ろされてみろ。

ベッドとカーペット守るだけで精一杯じゃ!


戦い済んで日は暮れて……なかったけど

よーっく手を洗ってアルコールもみもみして調理再開。


と思ったら今度は蛇口が昇天なさる。

捻ったら根元から噴水どばーーっですよ!

暮れも押し迫った大晦日になんて事。

頭から水被りましたわ。

こんなに天罰喰らうこと何かやらかしましたっけ!?

更新してないのがいかんのか?

だったらこの顛末あげちゃうぞ?

小説にはまったく関係ないけど!


日頃使っているのは井戸水用の蛇口なんです。

水道水とは違うから金属の腐食が進むのかしら?

蛇口の根元、コマが入ってるところに差し込む部分が

腐食してポロリして、内部にはまり込んでしまっていました。

ラジオペンチ持ってきても挟めないくらいバッチリ嵌ってて取れない!

素人にはどうしようもありません。

これは正月明けに業者さん頼まないと。


幸い上水道の方は無事なので

そちらを使えば問題ありません。

しばらく使っていなかったから

水道管に溜まっていた分は洗い物して流してしまおう。

あんまりじゃーじゃー流すのも気が引けるので

古い水をある程度流したら

洗剤や塩分が入っていない分は洗い桶に溜めて庭木に撒きます。

関東在住だとこの12月はカラッカラですので。

普段も井戸水使ったら

お米の研ぎ汁などの余りはいつも撒いているんです。

汲み上げるばかりじゃ地下水だって無くなりますし。


うん、1時間ほど煮ていたら小豆も柔らかくなりました。

お砂糖がっぽり入れて、ちょこっと塩入れて調味。

お雑煮の大根にんじんも下茹でして、

あとは伊達巻き。


案外簡単にできるので

ちょっとレシピもあげておきましょうか。


*生地

卵5個

はんぺん1枚

砂糖大さじ4

(甘さ控えめなら大さじ2〜3程度)

はちみつ大さじ1

みりん大さじ1

酒大さじ1

薄口醤油少々

塩少々

出汁大さじ2

(出汁の素を使う方は

塩無しで水大さじ2に

出汁の素少々にして下さい)


*シロップ

砂糖半カップ

水半カップ

(我が家はお土産用に何本も焼くので、

シロップは1本分よりもかなり多いです)


シロップ以外の材料を全部ミキサーでがーっとやって

オーブンペーパーを敷いたスクエア型に入れて

オーブンで焼いてしまうのでとても簡単。

ただウチのオーブンにクセがあるのか、

置いている場所が傾いてるのか

手前が薄くなって焼き村モデル、じゃなくて焼きムラも出る。

180度で20〜23分くらい焼く間、

ちょこちょこ開けて向きを変えて対処しています。

開けるため温度が下がる分少し長く焼いているので

扉を開けない方はもっと短い時間で大丈夫だと思います。

型の大きさで厚みが変わるので

それぞれ焼き時間は調整して下さい。

竹串を刺してみて濁った卵液が出てこなければおk。

次は型の下に竹串でも置こうかしら。

(新たに串を置いて焼こうとしたら、低い方に転がってしまってダメでした。

天板斜めってますねえ)

焦げすぎる場合はアルミホイルを被せてください。


ケーキの時もそうですが、

型に生地を流し入れる時は

最後の方の生地を真ん中に入れるのは避けます。

生地の中の気泡が潰れてしまっているので

膨らみが悪くなるんです。

型に流し入れながら、ぐるーっと円を描いて

最後は型枠ギリギリを狙う感じで流し終えます。


卵焼き器で焼くのと違って

オーブンだと出来上がりがパサつくので

型から出してラップに乗せたら

内側になる面にシロップを塗ってしっとりさせます。

シロップは砂糖と水を同体積で煮溶かして冷ましたもの。

包丁で横方向に薄く切れ目を入れて

(↑これをしないと巻いた時に中程が隆起して地殻変動が起きます)

ラップを巻き簾がわりにして(最初はキツめに)ぐるっと巻きます。

この時ラップの端っこは少し折り返しておくと剥がしやすいです。


両端はキャンディ包みのように捻っておいて

(↑端から乾くのを防ぐため)

鬼巻き簾の出番。

一年に一度、お正月料理の時にしか使わないけれど

これがあると周囲が大きくギザギザになって

『伊達巻きですよ』感が出てくれます。

ラップごと鬼簾で巻いて、両端を輪ゴムで留めたら

マグカップなどに立てて冷まします。

下からシロップが垂れてきたら上下を入れ替えます。

こうすることで満遍なくシロップが行き渡ってくれて

しっとり仕上げになります。


冷めたら鬼簾を取ってラップのまま冷蔵庫で保存します。


ってなところで今夜の作業は終了……じゃない!

お雑煮の里芋下茹がまだでした!

ひーっ

全部済んでからガステーブル拭いて。

吹きこぼれないよう祈ってて下さい。


もう22:30過ぎ。

ぐだぐだな年越しになりそうですが

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

来年こそは良い年になりますように。

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