だから私はきみを呪う
ほし めぐま
発端《プロローグ》
実際に私が体験した事をここに書きます。
私が怖かった事をここに書きます。
私が楽しかった事をここに書きます。
私が悲しかった事をここに書きます。
私が怒り狂った事をここに書きます。
私が深く後悔した事をここに書きます。
そのすべてが、
糸を重ねた織物の様に厚みを持ち、
言葉の一つ一つが義兄へ。
文の一行、一行が次女の守護霊へ。
大きな呪いとなって降りかかりますように。
心から きみたちに呪いあれ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます