第43話

頭に血が上って、訳もわからず咄嗟に掴んだハサミで切れたのかもしれない。

とりあえず止血のために、持っていたタオルハンカチを握り締めてボーッとしてると、




「ハナっ!!」




体操着姿のミサが勢い良く応接室のドアを開けた。




「ハナ、大丈夫?!体育やってたら、急に呼ばれて、ハナがあたしのことで上級生と揉めてるって、、、」




「ミサ、、、」




応接室に入ってきたミサは、あたし目掛けて歩いてきて、あたしの目の前にあるボロボロのブレザーを目にし、




「、、、なに、それ?」




固まった。

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