第32話

「アイツ、キャバやってんでしょ?圭さんも可哀想!嫌々付き合わされて、しかもその相手がキャバ嬢とか!圭さんの価値落とすなって感じだし!!」




価値?

なに、価値って。




「そんなのアンタらが勝手に決めてるだけじゃん。人の価値勝手に決めて、崇めてるだけじゃん。」




「っ、五月蝿いし!!あんなウリやってるような女、圭さんには釣り合うわけない!!クソビッチが汚ねーんだよっ!!」




クソビッチ、ウリ、そんな言葉がどこから出てきたのか。




耳にした途端あたしはマジでキレた。




再度ギャル女の胸倉を掴み上げ、その左頬を思い切り叩く。

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