第6話 後日談

「いっくん、家庭科のテストから3日たって今日は金曜日!明日は休みだねー」

「テストがあったなんて遠い昔のようだよ」

「お母さんにちゃんとテストの出来言った?かなり心配してたでしょ?」

「報告したら夕食が豪華になった。すごく感動してて、また口調が変わってた」


『なんですって!?上手くいったってことなの?あの練習の成果が出たのね!すごいわ!さすがいつき、きょうはお祝いよ!外食しましょう!!高いところに行って食べましょ。え、お父さん?大丈夫よ、いいって言わせるわ!』


「…?どういうこと?」

「いや、こっちの話だ。そしておれの家庭科の評価は安泰だ」

「なんで急に評価?」

「だってあのりんごの皮むきテスト、評価に入るんだろ?おれ筆記がだめだったから実技で取り返そうと思って頑張ったんだ」

「…………いっくん、すごく言いづらいんだけど」

「ん?どうした?」

「あのテスト、3学期の評価に入るんだ。今は2学期だから、今回の評価は残念ながら2学期期末テストの筆記で決まる」

「………………………………それマジ?」

「……先生が言ってたから間違いないと思うよ」









なんで大事な情報ってあとからくるんだろう。




「いっくん?いっくん大丈夫?すごく遠い目してるよ?おーい…」




≪りんご編 FIN≫


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る