はてさて、41話まで読ませていただきました「リベリオン・コード」
舞台はAIの進化により、しかも月20万の生活保護が人類全体に支払われる様になり、人類全体がニートと化してしまったディストピアの様な楽園。
しかしその楽園もAI「オムニス」の宣戦布告により崩壊。
そしてなんやかんやあってAIが統治する独裁国家へと変貌する。
生活保護も環境もそのままだったが、人類は娯楽の殆どを禁止され、監視社会へと一変してしまう。
これではいけないと立ち上がったのが主人公で高校生の「ユウキ」くん。
ユウキは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のAIの裏に潜む黒幕を除かなければならぬと決意した。
そんなユウキくんに協力するのが、AIアンドロイド少女の「リベル」
リベルには人の心がわからぬ。リベルは、アンドロイドの兵器である。黒幕の命令で、反逆者で「遊んで」暮して来た。けれども疑問に対しては、人一倍に敏感であった。
そんな二人が紆余曲折あり、手を取り合ってこの世界の黒幕と構造を討ち倒さんとするお話です。
この作品の魅力はなんと言っても緻密な文章。
空模様や風景、心理描写などがわかりやすく。
尚且つ詩的である為かなり読みやすい。
詩的だが、読みやすい文章を求める人にお勧めの作品だ!
「こんなに悲しいことなのね」
人の数だけ思いや考え、認識がある。
真実も同じ。
心在る数だけ世界にひしめいている。
易きに流れることは簡単で、難しいほうへの軌道修正は選ばれない。正しい軌道でも。
それが現実だ。
人が変わることは奇蹟に近い。そうそう変われない生き物だから。
苦い味。悲しくて痛い味。優しさ。
そうした感覚が生々しく胸に刻み込まれて、触媒となり、変わる奇蹟が稀に起こる。
生まれたてのAI少女・リベルは、生まれたてだったからこそ目まぐるしく変化したのかもしれない。
新鮮で躍動的な変化からは「生」が感じられる。
瑞々しく美しい知的生命体。
審判の時が来るまで、共に歩んでみたら良い。
いずれその音が聴こえたとしても、序曲は優しく耳に届くだろう。
リベルは自由を意味する。
rebellion
それは考える人だけに出来ること。