『お母さんの幸せのため』AI娘が災厄をもたらすSFホラー

正直、最初のパワハラ描写はかなりキツかった。酷すぎる職場環境に、心が抉られる思いでした。

流産した娘をAIとして蘇らせ、その娘が成長するにつれて、予想以上に優秀な『娘』の所業に戦慄しながらも、夢中になって読みました。

途中、厄災は『娘』のことだと思っていました。でも、タイトルでは厄災は『舞奈』と言っていた。
その事実が明かされた時、これまで以上の戦慄が走ります。

戦慄しながら、ぜひ最後まで読んで欲しい作品です。