第16話

「花乃、今彼氏いる?」


「うん、いる」



「えー、合コン設定して、1人足りないんだよね」


「今日?」


「そう!今日!」


「彼氏と約束あるから無理だわ」




残念ーとか言う同級生を眺めながら、麻耶が


「あんた、翔太くんと約束なかったら行ってたってこと?」



一瞬、考えてから

「うーん、暇なら?」



「ほんと、マジでそろそろ痛い目にあうかもって考えないわけ?」



ジッとあたしは麻耶を見た




「わかった、何も言わない」


麻耶にあたしは頷いた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る