第15話
「それにしても災難だったな」
呟くと
「あんたは周りが見えてなさすぎ、てか見る気もないでしょ」
ビシッとばかりにペンをこっちに向けられた
「ちょっ、先生に睨まれてる」
「なんで勉強と同じくらい真面目に恋愛しないかな」
麻耶のぼやきを無視して授業に集中する
授業が終わると
「花乃ー」
女子数人がこちらに嘘みたいな笑顔を張り付けて近づいてきた
「ほら、来たわよ、合コン軍団」
麻耶の言い方に苦笑した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます