第15話人類滅亡ルートEP.4『孤高の狼は、月下を尊ぶ。』
「はははっ、私が狩人じゃっ!!せいぜい足掻けぇえええ!!人間!!」
そうして、人類は滅亡した。全滅である。文字通り、全滅。全て狩られた。狼と人の立場が逆転し、人類は狩られる側となったのだ。それに気づいた時にはもう………………人類の文明は集落程度までに落ちぶれていた。
狼は人類程にまで頭脳が発達し、その素晴らしい頭脳で、人を狩る。
【人類滅亡ルートEP.4『孤高の狼は、月下を尊ぶ。』
人を全員ぶち殺す。狩人は私。獲物は
うっわ、オワコンじゃん。このルート、人類は玩具ですか??
それはさておき、次はなんだろーね。何が理由で人類が滅ぶのかなぁ。
【ヒント←長耳、長寿】
…………理解。これでわからないやついねぇよなぁ!?
「んー、疲れた。」
「どうしてじゃ??」
「いやー、女神がさ、僕の頭の中にたらればの情報を流すから頭が痛くなるんだよねー。」
「テイムしたらね。」
「そうそう、ってなんでいんの??カティアもみんなもだけど。」
「私は遊びに来た!!遊ぼう!!シン!!」
「ホオズキ、今は夜だからダメ。」
「むぅ、残念。でも仕方ない!!また明日ねー。おやすみ〜。」
「あぁ、おやすみ。…………あの子、健気だね。」
「あんたがテイムしたんだから、覚えておきなさいよ。」
「はぁ、それにしても、ほんと疲れた。」
「因みにどんなの見たの??」
「ルナが高笑いしながら人類を狩ってるところ。」
「「………………」」
「な、なんじゃ!?」
「やりそう。」
「だよね。カティア。私も思った。」
「なんでじゃ、そんなにイメージがあるのか………」
流石にその
「因みに、お前らカティアもノーチェスもホオズキもみんなやべえからな??」
「みんな一緒だった。」
「残念ね。」
「因みに残念とかほざいてる奴は世界ぶっ壊します。」
「うぇっ!?私がっ!?」
「そうですよ。ノーチェスさん。ほんとに、大変そうだったよ。かわいそうに。」
南無阿弥陀仏。成仏してください。
「あんたほんとに思ってないでしょ。」
「バレた??」
「はぁ、子供なくせに怖いのよ。」
「えー??」
「子供じゃないわよね。あなた。」
ぎくっ、ばれてら。言わないけど。
「否定はしない。」
「へぇ、しないんだ〜。」
な、なんだ!?俺が食べられそうなんだけど!?
「それはさておき、これからどうすっかね。」
「そうねぇ、どうしようかしら。」
「どうしよう。」
「あ、エルフの森があるのじゃが………」
ピキューン!?
「行く!!行かなきゃ死ぬから、行く!!」
死にたくない!!
「それじゃぁ、明日からは森を歩くからな。覚悟しておけよ??」
「そんな辛いの??」
「ふん、私が居なかったら300年はここら辺をさまよってただろうね。」
「えっぐ。」
「死んじゃうよ??」
「死ぬんじゃよ。迷ってな。」
「あー、こわこわ。」
いや、死因が餓死とかだったらやだ。死ぬなら一瞬で殺して欲しいね。
というわけで、次回、『エルフの森』デュエルスタンバイッ!!
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