第3話 聖女と自己紹介
目を開けると、目の前に金髪の可愛らしい少女がいた。周りを見渡すとどうやらここは河原のようで近くに川が流れている。河原はひらけているが、奥には森がある。状況的にやはり異世界に転生したみたいだ、考えていると目の前の少女から話しかけられた
「あのー、ここはどこであなたは誰でしょうか?」
当たり前の疑問だ。一人で考えてないで自己紹介と状況確認を二人ですることにした
「えーっと、そうですね。私は斎藤 裕二といいます。年齢は40歳でこことは違う世界で死んでしまったんですが、女神様が聖女様を保護する為に呼ばれました。生活にこまらないようなギフトをもらいました。魔物と戦ったり人と争うことは得意ではないので、転生場所も魔物がいない無人島にしてもらったので、ここは無人島だと思います」
「私はラナ・アズライトです。聖女をしておりましたが王太子に偽聖女と婚約破棄をされ、魔の森に追放された後、女神様?の声が聞こえた後、気が付いたらここにいました」
あらためて聞いてみるとひどい話しだ、女神様に頼まれたからではないが、15歳なら娘みたいな年齢だしこんな可愛らしい子が追放されるなんて許せないな!よし、快適に楽しい生活を送れるようにしようと思っているとクーとなんか音が聞こえる
「お腹が空いてますか?」
すると聖女様ははずかしそうに「はい」と小さく返事をした
「それではなにか食べる準備をしますね」
ポケットからスマホと取り出し画面をみるとアプリは二つだけになっていた。一つはネットショップ、もう一つはインベントリがあったのでネットショップを起動した。
見た感じいつも使っているアプリと似たような感じだが商品のラインナップにコンビニの弁当やら某牛丼屋の牛丼などいろいろ増えているし、右上のチャージ金額には10億円と表示してある。女神様ありがとうございますと感謝を捧げた後、まずキャンプなどで使う野外用のテーブルとイスそれとペットボトルの紅茶を購入した。次にインベントリを開くとテーブルセットと紅茶のアイコンがあったのでクリックして取り出しを選ぶと、目の前にテーブルセットがでてきた。
「聖女様、食事の準備に少し時間がかかるので座ってまっててください」
聖女様おずおずとイスにすわりながら
「私のことはラナと呼んでください、あと敬語を不要です話やすいようにしてもらって結構です」
「ではラナさんと呼ばせてもらいますね。私のことは裕二と呼んでください」
「それでは裕二さんとよばせてもらいますね」
話しながらテーブルの上に紅茶のペットボトルを出しいキャップを外して飲んでみる
「まずは紅茶を用意しました、上のキャップを回してから外してから飲んでみてください」
ラナさんが紅茶を飲んでいるあいだにと、なににしようかな?いつも食べてる弁当なんかだとはしを使えないだろうからのちのちはしの練習をしてもらうとして今回は某ハンバーガーショップのソーセージマフィンを購入っと
「これはソーセージマフィンと言って、包み紙を剥がしてこのように食べます」
と言ってソーセージマフィンを食べた
ラナさんも恐る恐るソーセージマフィンを手に取っと包みを剥がし一口口にすると、目を見開き
「裕二さん、これとてもおいしいです」
と、先ほどまでの恐々した感じはなくなり、笑顔で食べ締めた
ラナさんは2つ食べて満足したみたいだ。ちなみに私は3つ食べた
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