番外編② 恥ずかしいエピソード編

「ちーっす。」


「ウチの名前は、マヒロっす。ヨロシク~」

この人は、マヒロ。タクミの後輩

気だるい雰囲気の女子高生

金髪でサイドテールが特徴的


「先輩!そんなんじゃ、読者の心は掴めませんよ!あ、私はユアっていいます!(キラーン☆)」

この人は、ユア。タクミ、マヒロの後輩

常に明るく接してくれる女子高生

ピンク髪ロングが特徴的


「つってもさ、このコーナー需要あんの?」


「それ言っちゃ駄目ですよ!」


「え?ヤ・マーダさん?」


「あぁ、彼なら自宅謹慎してますよ。なんでも、大きな協会に喧嘩売ったとかなんとかで。」


「はぁ~。今回は、タクミパイセンの恥ずかったことを暴露しまーす。少しでもおもしろかったら、高評価お願いしまーす。」


「先輩!台本通りに読むだけじゃ棒読みになっちゃいますよ!」


・・・


あれは、3~4歳の頃だったか。


自転車の練習をしていたときのことだった。


家の庭で補助つき自転車を漕いでいたのに、バランスを崩して転倒してしまったのだ。


もちろん泣いた。


幸い、この時は親も近くにいて怪我はしなかったので大事には至らなかった。


僕は負けず嫌いなところもあるので、他の子が補助なしで自転車を漕いでいるのが悔しく見えた。


だから、無理をしようとするのだがそんなことしても上達するわけでもない。


むしろ危険な行為だ。


僕は、自転車を漕ぎ続けた。すると、またバランスを崩して今度は庭にある池に頭から落ちた!


・・・そんなことある?


普通はありえないだろう。


ヘルメットを被っていたとはいえ、地面に頭から落ちていたら怪我ではすまなかっただろう。


そういう意味では、池に助けられた・・・のか?


ちなみに、池の深さは1mもなかったが溺れていたかもしれない。


異変に気付いた親がすぐ駆けつけてくれて、助けてくれた。


僕はめちゃくちゃ泣いていたらしい。


そりゃそうか。


うん・・・


これを機に自転車は、何年か乗らないと決めたのである。

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