【退勤】

そしてようやく退勤の時間になった。


上司がこちらに向かってきた


「斎藤さん、今日までお疲れ様」

上司がそう言いながら缶コーヒーを差し出してきた。


「大原さん、本当にお世話になりました。」

缶コーヒーを受け取りながら言い


「ほんと、斎藤さん体調が良くなったら戻ってきていいからね?全然週1でも歓迎よ」

上司は笑いながら言い


「お世辞でも嬉しいお言葉ありがとうございます。大原さんが上司で本当に良かったです」

私はそう言い頭を下げる


「いやいや、斎藤さんなら本当に歓迎するわ!」

上司はそう言い、私の肩を軽く叩き


「ではそろそろ行きます。本当にお世話になりました。」

私はそう言うと会社を出ていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

illusione~幻~ 神鷹聖花 @nexttime

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ