第20話、その頃、原作陣営はその2

さてと村までレベル上げをしながら向かいますかと目的の村に向かいながらレベル上げをしていた。


さてとメインヒロインの一人であり聖女のマリナと出会ったらどんな事を話そうかな。それよりもサキュバス化してサキュバスになりかけているタイミングまで隠れておいて助けて一気に好感度を上げるのも悪くないな。


どちらにせよ、俺の得になる訳だと思いながら向かっていると近くに苦しんでいる声が聞こえてきたしかもかなり聞き覚えがある声でもしかしてこれはと思いながら向かってみるとそこにはサキュバス化の影響でかなり苦しんでいる聖女、マリナがそこにいたのであった。


これはラッキーだと思うばかりに彼女に接近して話しかけるのだった。



「すみません、何方か分かりませんが苦しそうにしておりますが大丈夫ですか?」


「ハァハァ・・・何方か分かりませんが私から離れておいて下さい。今の私はかなり危険な状態になっております。一緒にいると危険ですからここから立ち去って下さい」



相変わらずにそんな危険な状態になっても他人を気にしてくれるとは流石、聖女様と言うべきかと思いながらしているとここでサキュバス化の進行が始まり危険な状態だと判断したので持ってきていた世界樹の聖水を振りかけてあげた。


するとやはり公式チートアイテムに近いと言われてるだけにあってみるみるサキュバスになりかけていたマリナが元の姿に戻ってしまった。



「これはもしかして世界樹の聖水ですか!?そんな貴重な品物を私の為に使って頂き本当にありがとうございます。きっと女神様の加護が私を。そして貴方にもきっと女神様が守ってくれるでしょう」



うん、まあ、それは置いといて少しばかりでも話をしませんかと聞いてみるとはい!と言ってから話を始めた。


やはり先程のやつが大きく影響を与えているなと初めとしてはかなり良い感じになっていた。


するとマリナが思い出したように俺に話してきたのであった。



「そうでした、死んでしまった騎士たちにも天国に迎えるように浄化をしなければなりません。誠に残念ですが多くの騎士たちがサキュバス化をしていることでしょう」



なるほどなそこまでやはり進んでいたのかこのマリナがここまでサキュバス化がしていたから恐らくはと思っていたがそうなるとかなり大変な事になるなと感じられたがそれを達成しないとマリナをハーレムヒロインに加えることが出来ないから仕方がないとして頑張る事にした。



「マリナさん、その浄化の手伝いを自分にも手伝わせてくれませんか。一人ではあまりにも危険なので腕はそれなりに自信がありますのでマリナさんを一人守るぐらいには何とかなるはずです」


「しかし、今日に出会った人に助けを求めるのはそれもかなり危険な事なので気持ちだけで構いませんから」


「いいえ、これもきっと女神様のお導きなのでしょうから構いません。それに今も苦しんでいるだろう人たちを見捨てることなど自分には出来ませんから」



そう伝えると分かりました、これも女神様が望んだことなのでしょうと言ってから俺に協力を申し出てきたので素直に承諾して目的の場所に向かい始めた。


そうなるとかなり苦労する事になるがモブである騎士団たちもかなり可愛いと言われているので予定よりも多くのハーレムを作れるかもしれないぞと内心では喜んでいた。


問題なのはあのアクダの行動が読めない事だけであった。原作を知っているならもっと対応していてもおかしくないが対応はしていない。


けれどもしっかりと原作に関わって来ようとしてくる。


これはどんな意味をしているのであろうか、記憶など持ち合わせていないが俺がこの世界に転生した事による影響なのか。


それとも裏でアクダを操っている存在がいて俺を落とし言えようとしているのか。色んな説が出てくるが今は確実にこのマリナをハーレムヒロインに加えてなおかつマリナを護衛している騎士団たちも仲間に加えておきたい。



それで欲を言えばドサクサに紛れてアクダをここで処分しておきたい。そうでもしないといつまでも不安要素が残ってしまうからな、何を考えているかまではわからないがその前に始末をしておけば良いだけだ。


それに俺が悪魔と裏で繋がっていたと言ってからそれらしい証拠を出せばすぐにマリナや騎士団たちは信じるだろうし本当にこの世界に転生してきて良かったぜ。



そう内心で笑いながら向かっていた。しかし、そんな様子を森の中から観察をしている存在がいたのだった。


その者は人間でなく一匹の桃色の蛇であったがその蛇はまるでその原作主人公を見下すような表情で見ていた。


近くには他の人間がいて男、一人、女、一人ずついたのだった。


すると急に桃色の蛇が光りだして姿を変えたのであった。その姿は桃色のロングヘアーをして女神のみたいな美貌、そう山城桃花である。



「桃花さん、何か分かりましたか?」


「まあね、色々と大変なことになりそうなことだけが分かったかしら。特にこのままではアクダくんが大変なことになってしまうわ」


「アクダのやつがそれは大変だ、お願いします。先程に助けてもらったばかりなのにまたお願いをすることになりますがアクダを助けてくれませんか。このレイモンド、絶対にお返しをしますから」


「私からもお願いします!レイモンドと一緒にレオノーラも二人で頑張って返しますから」


「いいえ、あなた達みたいな人を救うのは当たり前ですからそれよりも強力なサキュバスが現れたのですが聖女、マリナを守る騎士団の一人であるトトリと言う女騎士を知っていますか、お二人さん」



けれどもレオノーラもレイモンドも知るわけもなくどこにいるのだと桃花は必死に気配をたどっていたが向こうはかなりの強力なサキュバスになっているだけに手掛かりが見つからずに困っているのだった。



レオノーラがそんなに危険なサキュバスなのですかと尋ねると桃花は他のサキュバスに比べて圧倒的に強いのは言うまでもないけどそれ以上に厄介なところがある。


それはそのサキュバス化した人物が強烈にアクダくんに対して大きな恋愛感情を持っておりこのままでは間違いなくアクダくんを誰も邪魔されない場所に連れていき、そしてアクダくんをインキュバスでもさせるつもりでしょう。


それにしてもあれ程に純粋に一人の人を愛するのはとても美しいことだからなんとかしてあげたいと思う桃花だった。

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