第5話、ダンジョン探索
それにしても最初のダンジョンは一人で潜ったから心細かったけど今回は二人もいる上に僕よりも明らかに冒険歴が長い二人がいるので安心をしながら共に進んでいた。
それにしても今回のダンジョンは草原系なのか、炎の加護で炎系魔法が威力も上がるし草や虫の魔物が多いから効果はかなりあるけどもし風系の魔法が来たら僕は一撃で死ぬ可能性もあるのだ。
仮に死なくても一撃で致命傷になる可能性は十分とあるのだ。それだけは本当に気をつけないとならない。
ゲームだとゲームオーバーで済むけどこの世界はゲームではないのだ。すなわち死に繋がることになるので極力、敵の魔法攻撃は受けたくなかった。
逆に言えば魔法攻撃以外は意外と強く状態異常の耐性や物理になる攻撃とかも強くいくら序章の敵でもボス戦でボズをしていた事だけはあるのだ。
本当に炎以外の魔法攻撃だけは弱すぎるだけで・・・チュートリアルで魔法攻撃をして倒してみて下さいと言われる程に弱い。
でも意外と回避率もあるので余程なことがなければ大丈夫だと思いたい。そしてダンジョンで欲しいスキル本は魔防耐性が欲しい!!
この際スキルレベルが低くても良いから魔防耐性がほしいと思っていた。
これさえあればかなり冒険が有利に進めることができるので是非とも欲しいと思いながらダンジョンを進んでいた。
そんな時にダンジョンの中に宝物庫を見つけたのである。ここにはとても珍しい物がたくさん入っておりアビリティを増やすための輝石はここで多く取れるので是非とも開けたいと考えて二人に話すのだった。
「二人とも待って頂けないでしょうか。僕はこの宝物庫の扉の鍵を開けたいので背後を守ってくれると助かるのですけど」
「アクダくんはもしかして鍵開けのアビリティを持っているの!?」
「はい・・・と言ってもレベルが低いので時間はかかってしまうと思いますけどその間だけ背後を守ってくれると助かります」
「勿論だ!俺とレオノーラは鍵開けアビリティがないから宝物庫とは無縁だったけど一度ぐらいは入ってみたいと思っていたからむしろアクダ、頼むぜ」
そう言うと二人とも背後を守ってくれるので僕はならばと宝物庫の扉の鍵を開けるために作業を始めた。
やはりレベルが1だけにかなり大変であったがしばらくして何かカチと音がして扉を押してみると扉が開いてその先にはお金は勿論のこと多くのアイテムが落ちているのだ。しかもお金は山の様に積もっていたのである。
しかも宝箱もあり楽しみが多くあり僕はすぐに二人に報告をしたのだった。
それを聞いて二人とも来てから扉を閉めて辺りを確認しているとすごいなと二人とも感心して僕もゲームだと色々とアイテムやお金など落ちているだけだったけどこうして見てみると凄いと感じていた。
レイモンドさんも本当に山分けが出来るなと嬉しそうにしてなら3人で欲しいやつを探そうぜと言って宝物庫で別れて探し始めた。
そこまで大きな宝物庫ではないけど3人からすれば大きな宝物庫でありどんな物があるかなと探しているとスキル本らしいものを見つけたので手にとって見てみるとそれは先ほどにほしいと思っていた魔防耐性のスキルだったのだ。
しかもスキルレベルが2.8と序盤としてはかなり高い方ですぐに僕はそれを読んで習得したのである。
そうしてからステータスを確認すると魔防がかなり上がっておりこれならば普通の序盤の冒険者ぐらいにはなったと喜んでいた。
なお、これ程に良いスキル本を使っても平均ぐらいというどれだけ素の魔防が低いのか分かってしまうけど。
それはともかくこれで普通に冒険する事ができるようになって僕は今回は大満足していたのに更に輝石までも手に入ったのである。
いくら何でもほしい物が手に入りすぎでこの後のボス戦が気になってしまうぐらいにほしい物が手に入った。
新しいアビリティを覚えるのはダンジョンを出てからにしようと決めて僕は生活費の為にお金を集め始めた。
そうしてしばらくしてからレイモンドさんが二人とも集め終わったかと言われたので僕は終わりましたと伝えたけどレオノーラさんがもう少しだけ入るだけ入れておかないとそう言いながら必死にお金を詰めていた。
その様子は気迫に満ちており近寄りがたいものを感じていた。レイモンドさんがいい加減にしてくれここにはアクダくんもいるのだからと伝えてもお金集めを止めようとせずにいたのでレイモンドさんが急にレオノーラさんの胸を揉んだのである。
それには気がついたのかこの助平ーー!!と恥ずかしそうに表情と顔色が変わり言いながらレオノーラさんはレイモンドさんに対して平手打ちをしてレイモンドさんがとんでもない顔になって飛んだのであった。
その光景には苦笑いするしかなく見ていた。本当に仲が良い・・・と言うべきかなと思いながらしばらく見ていた。
しばらくするとレオノーラさんが恥ずかしいところを見てせしまいましたねと改めて僕に対して謝罪をしていたけど別に構いませんよと伝えてからまたダンジョンの最下層に向けて進み始めたのである。
大抵、宝物庫があるダンジョンの敵って強い傾向があるので気をつけて進まないとならないとして警戒をして進んでいると休憩所が発見したというのだ。
それ自体はとても良い事であるけど僕が気になっているのは宝物庫があり休憩所がある場所って必ず強いボスが待ち受けているだよな。
ミノタウロスやドラゴン系のボスが現れる可能性が高いのだ。勿論のこと毎回、そうではないけどその確率が高いとして覚悟を決めなければならない。
そうも知らない二人はとにかく今日は疲れたからここで休んで英気を養おうと言ってここで休憩を取り始めた。
この休憩所は何故か魔物たちが入ってこれずにダンジョン内の聖域とも呼ばれておりどうしてこうなっているのかはゲームをしていた僕でも分からないことである。
それは都合上と言うことなのであろうと思いながら僕も明日に備えて休む前に一つの作業を始めるのだった。
それは宝物庫で運良く手に入れたアイテムでそれは調合アビリティがある人には是非ともほしいアイテム、調合鍋を手に入れたのである。
僕もポーションとか作ってみたいと思っていたので早速作り始めるのだった。
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