第4話、冒険者との出会い
僕はそれから貴族のことは隠して家から追放されてしまったことを伝えて話すと二人とも涙を浮かべながら辛かったねと同情してくれていた。
まあ、僕が悪いところがあるから無理もないかもしれないけど。そんな事を考えていたら分かったと言って泊めてくれる事になった。流石に悪いかなと感じた僕は自己紹介をするのだった。
「申し遅れました、僕はアクダと言います。年齢は15歳でまだまだ未熟者かもしれませんが宜しくお願いします」
そう言うと二人も警戒心を解いて自己紹介をしてくれるのだった。
「私の名前はレオノーラ、それでこちらの彼がレイモンドよ。一応、幼馴染みでレイモンドがどうしてもと言うから付き合っているわ」
「そんな感じだったか、どちらかと言うと相思相愛みたいな感じだった気がするが」
「べべ、別に良いじゃない!そんな詳しく思い出さなくても貴方から付き合いたいと言ったのは事実でしょう!」
「それは確かにそうだけど・・・・喜んでいなかったか?」
そう言うとレオノーラは顔色を真っ赤になりながらレイモンドー!と恥ずかしそうにして叫んでいた。
本当に仲が良いのですねと見ているだけでも楽しくなりそうな二人であった。
そんな二人に出会えて運が良いなと感じながら僕は近くに街とかありますかと尋ねた。
すると二人もその街に向かうらしいのでお願いをして同行しても宜しいですかと尋ねると二人とも承諾してくれた。
二人とも優しそうな人で良かったと思っているとレイモンドさんが俺は19歳だから兄さんでも構わないよと言いながらレオノーラさんの年齢は俺よりも一つ下だからなと言うと乙女の年齢を言うなと怒られていた。
笑みを浮かべてみているとお腹が空いてしまったのか腹の虫を鳴らしてしまってごめんなさいと笑いながら謝ると二人はなら料理をするかと言い始めて下準備を始めた。
もしかして料理アビリティとか持っているのですかと尋ねるとレオノーラさんが持っているわと答えてくれたのでそのアビリティを教えてくれる事はしてくれませんかと聞いた。
するともし何か良い物と交換なら構わないよと言ってくれた。
何かと親切じゃないと思うかもしれないけど普通なことでむしろ今回の場合は他人なのにこれで良いのと思うぐらいである。
アビリティを教えてもらうのに輝石やお金など当たり前でクエストもクリアしないと教えてもらえないのが当たり前でアイテムだけでと言うのは性格の良さが現れていた。
ともかく何かあるかなと探していると先ほどに倒したボス戦で落とした宝石を見つけてこれはそれなりの金額になるけど納得してくれるかな。
そう心配をしているとレオノーラさんがそれなら私は構わないわと伝えてくれた。
本当ですかと嬉しくなった、確かにお金に課金してそれなりに金額が手に入る物が失うことになるけどそれ以上にアビリティが手に入るのであれば安いとして取引してから僕はレオノーラさんと共に料理を作り始めた。
やはり手慣れているのかレオノーラさんの料理が凄い勢いで作られており僕は簡単な奴なのに明らかに僕よりも難しい料理を完成させてしまった。
遅れてから僕も失敗する事もせずに完成したけどその料理が鰯の上にチーズを乗せてから焼いただけのやつであるけど・・・でも美味しそうなことには変わりはないからと思いたい。
そうしていると中々に美味しそうだと思うと言ってくれたのでひとまずは安心かなと感じながら食事を始めるのだった。
やはり料理アビリティが高いのかレオノーラさんの料理はとても美味しく感じられた。
いつかは僕もあれぐらいまで上手くなれば良いなと考えながら食事を終えてからこれからの予定を話し始めてくれた。
どうやらこの先に街があるらしくそこで当分の間は拠点としてその街を中心に活動しようという事になった。
どんなことになっているかなと楽しみで眠れるのか不安になったけど疲れがかなり溜まっていたのかあっと言う間に寝てしまって気がつくと夜が明けそうになっていたのだ。
せっかく起きたので二人の朝食も作ってあげようと辺りで果物が実っていたのでそれを収穫して料理を始めていた。
そう入ってもジュースにして混ぜるぐらいしかできないのであんまり料理と言えないかもしれないけどそんな事をして料理を完成させるとレベルアップしましたと料理アビリティが上がったのである。
こうして料理アビリティを上げれば失敗する可能性がなくなり更には高度な料理も作れるようになるのだ。
まあ、何事も経験が必要というわけだ。それにしてもレベルアップしたと言ってもまだ2だからなどんどん料理を作ってアビリティを上げないと考えていると二人が目を覚ましたので僕は挨拶をするのだった。
僕は早速二人に出来たジュースを渡すと済まないなと言われながらも受け取ってくれて飲んでいた。
失敗はしていないから安心だなと思いながら実は確実に失敗した料理があるのでそれは僕に対する試練だと思いで食べるとかなり不味かったので次は絶対に失敗をしないように努力をする事を決めるのだった。
そうもして出発する支度を終えると僕たち三人は街がある方角に向かって歩き出したのであった。
どんな街が待っているのか楽しみにして歩いているとレイモンドさんがあることに気が付いたのである。
そちらの方角に振り向いてみるとそこにはダンジョンの入り口があったのだ。
そこで街に帰る前にこのダンジョンを攻略してから帰らないかと僕とレオノーラさんに提案をしたのである。
「全くもレイモンドはいつもそうよね、私はともかくアクダくんもいるのに」
「レオノーラさん、僕は構いませんから僕もダンジョンには興味がありますから気にしないで下さい」
するとレオノーラさんはそんなに気を遣わなくてもよいのにと言ってくれたけど実際にダンジョンは好きなので本当に気を遣ってはいないだけど。
そんな事を考えているとなら決まりだなと言ってからレイモンドさんはダンジョンに向かい始めてレオノーラさんも呆れながらレイモンドさんの後について行き僕もそれに続いて向かうのだった。
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