雪女伝説が息づく “赤雪村” で起こる怪事件。閉ざされた村の因習と連続する凄惨な出来事が、読み進める指を止めさせないほどの緊張感を生み出します ❄️👣
花子は陰陽師の末裔でありながら陰陽術は不得手というギャップが魅力的で、毒舌と推理力で事件を切り開くリーダー役。強気で華やかな彼女に、太郎がつい鼻の下を伸ばしてしまう場面は、物語の緊張をふっと和らげる絶妙なアクセントです 🔮😳
太郎は霊感を持つ臆病な少年で、怪異に震えながらも花子に寄り添う姿が愛らしい。花子の強さと太郎の弱さが噛み合い、二人の関係性が事件の核心へと自然に読者を導きます 👦💫
そして、人体模型のジロ子。彼女(?)はただの小道具ではなく、花子が深く信頼する “仲間” として物語に存在感を放ちます。ジロ子と花子の絆は、冷たい雪景色の中でひときわ温かい光を灯す重要な要素です 🧠🤝
「怪異か、人間か」――赤い雪の下で揺れる真相は、村の因習と伝承が複雑に絡み合うことで一層深みを増します。ホラー描写の臨場感も高く、吹雪の夜の物音や凍てつく朝の静けさが、読者の背筋を確かに震わせます 🌨️😱
花子の論理と太郎の霊感という “異能×推理” のコンビネーションが事件を解きほぐし、キャラクターの掛け合いが物語に軽やかなテンポを与えます 🧩🔥
村の因習が息づく閉鎖空間で、太郎の不器用な恋心(?)と、花子とジロ子の揺るぎない絆が強い余韻を残す――そんな魅力が詰まった和風ホラーミステリーです ❄️✨
わあ……!
現代にこれほど上質な「THE・昭和」の空気感を味わえるミステリーに出会えるなんて、感激です!人間関係の濃厚などろどろ感はもちろん、作中で(あえて現代の「認知症」ではなく)「痴呆」という言葉が選ばれているあたりも、当時の世界観を徹底して作り込まれている演出のようで、すごくゾクゾクしちゃいました。
(舞台はある物品がキーになるあたり、平成中期かなとも思っていましたが、昭和と平成が混じっているような世界観がレトロで良いです)
それにしても、WEB小説のミステリーとしては群を抜いて素晴らしい構成力ですよね!「何が起きていて」「どこが伏線で」「誰が怪しくて」「誰を追っていて」「誰が犯人か」が、驚くほどすんなり頭に入ってきました。本当に圧倒的な筆力、お見事としか言いようがありません……!
キャラクターも魅力的で、強気でグイグイ引っ張る探偵役の花子と、弱気ながら霊感の強い太郎のコンビが、凸凹感も含めて最高に愛おしいです。
ラストの犯人に関しては、単なる悪人というよりも、法では裁けない理不尽に対して自ら復讐を果たさざるを得なかった切なさを感じて、胸が苦しかったです。
女王様気質の花子さんと、霊感があってビビリな太郎君。訳あって同居中♥の凸凹コンビが、今回も事件を解決に導きます。
雪女伝説が残る赤雪村で開催された山村留学。高校生男女が四人ずつ集まれば、きらきらした恋模様が始まるかと思いきや、次から次へとメンバーが殺されていきます。
しかも、大雪で外部とも遮断されてしまい陸の孤島状態。
とにかく、先が読めない物語です。
事件の様相はどんどん深みにハマっていき、一体どこまでいったらこの恐怖が終わるのかと、ハラハラしました。
そんな中で冴え渡る花子さんの推理力。
太郎君の霊感力。
二人の仲間、ジロ子(人体模型)の絶妙な存在感。
皆さんも是非、この事件の謎解きに加わってみてください。
ラストは切なくも温かい春が訪れますよ。お勧めです!
花子さんと太郎君の探偵デビューは『陰陽師の隠し子の末裔、陰陽師花子と霊感少年西郷寺太郎のミステリー倶楽部 『赤い靴』』でご覧になれます。
合わせて読むと楽しみ倍増ですよ。
その昔、吹雪のある村で不幸な事件が起こった。その呪いなのか? 毎年誰かが死ぬ。
主人公は、美人だが男勝りの高校一年生陰陽師花子(おんみょうじはなこ)と同級生の西郷寺太郎(さいごうじたろう)。花子は陰陽師の子孫でありながら、陰陽道に精通しているわけではなく占術には無縁のミステリーマニア。一方、太郎は霊感ある少年。
彼女たちはある事件に巻き込まれ、真相へと迫っていく。
陰陽師の子孫が主人公だから呪いやオカルト的な結末? それとも、本当に恐ろしいのは人間?
真犯人が何者(そもそも人間)なのかが気になる展開です。
太郎の幸薄そうな感じが良いです。がんばれ!
それから、花子が連れて来たもう一人の”相棒”も良いです。どんな相棒かは読んでみてのお楽しみ。
【30まで読んでのレビューです。】
雪女伝説のある、地方の小さな村。
といっても、そんなのは昔の話。今では過疎化をなんとかするため、若者に村の良さをアピールしようと奮闘中。
東京の高校生を呼んでの山村留学を企画し、大いに楽しんでもらうはずでした。
楽しんでもらう、はずだったのです。
ところが、そんな最中起きてしまう凄惨な事件。果たしてこれは、雪女の呪いなのか?
怪奇ミステリーな雰囲気全開なシチュエーション。そうなると、立ち向かう探偵役も気になるところ。
それを担うのは、東京からやってきた高校生の中でもひときわ目立つ二人、陰陽師花子さんと、西郷寺太郎くん。さらに、人体骨格模型のジロ子も一緒です。
二人は刑事の子であり、既に事件を解決した経験もあり。しかも太郎くんの方は、霊感まで持っているという、こんな怪事件に挑むのには十分なスペック……と言いたいところなのですが、太郎くんの場合、ちょっぴり怖がりなのがたまにキズ。
その分度胸があるのが花子さん。次々起こる事件に皆が恐怖する中、強気に、かつ冷静事件を分析します。
果たして、凸凹コンビはこの事件の謎を解けるのか。
かなりのピンチでハラハラする場面もあり、スリルを求める方におすすめです!
ミステリー倶楽部に所属する高校生、ミステリーマニアの陰陽師花子と霊感男子の西郷寺太郎が事件の謎を解くオカルトミステリー。
2人が冬休みに訪れた雪女の伝説が残る村で次々起こる、凄惨な事件。
花子さんは事件の謎に挑みますが、太郎くんはビビりまくり。
持ち前の霊感で幽霊の声を聞きいてはガタガタ震え、花子さんに叱られちゃいます。
こんなんで本当に、事件を解決できるのか!?
しかし事件のせいでみんながピリピリする中、この2人の掛け合いはいいアクセントになってくれます。
太郎くんがビビる反面、花子さんが力強い態度で事件に挑んでくれるので、彼女なら何かやってくれるという期待がありました。
はたしてデコボココンビは、謎を解くことができるのか。
ミステリーとしてもホラーとしても面白い作品です。