第54話
「次観覧車乗ろうか」
さりげなく手を繋いでくるからデート楽しもうとしてるのかも。
観覧車はそんなに混んでることもくそのまま流れる様に乗った。
乗ってからずっと沈黙だ。これ試されてる。真斗を見つめる。目が合わない。なんだろう
ガコンえ、なんの音。
さっきまで音なんてなかったのに。
「今日はありがとうよかったら受け取って」
渡されたのはネックレス。
「ありがとうつけてもいいかな」
つけたネックレスを真斗に見せると笑顔で服の下からネックレスを出す
「おそろいなんだ」
いつ買ったのとかお揃い嬉しいとか言いたいことはたくさんあるのに出てきたのは涙。
「泣いてばっかだなぁ泣き虫め」
「真斗が甘やかすからだよ責任とってよ」
私の話を聞いて聞いてどうしたらいいのか考えてくれて泣くのも許してくれる。
「ありがとうこれからも甘やかすよ」
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