裏切りのアイドル・The・メイプル 対 自らを処刑する系?Tuberセフォルニア

〜セフォルニア視点〜

『ラビッ♥ラビッ♫ラブ!ラブ!ラブ!ラブ!ラビ?♥『ラブっ!』ラブ?♫『ラビっ!』


 ウサギ跳びで踊りながら客席を回るメイプル…何がそんなに凄い?


「ウサギ跳びなんて、私だったら先が見えない神社の階段の頂点余裕だわ!」


【いや、そういう話じゃないからwww】

【マジでセフォたんいっちゃうの?】

【メイプル〜子供たち〜逃げて〜】


 私は目の端に映るAIの様な文言は置いといて一歩踏み出した…瞬間に尻の穴に違和感を感じた。

 何かが溶けた…その瞬間に総毛立つ様な、コスチュームの触れてる私の敏感な部分か擦れて頭が真っ白になった…

 



 ……………そして…何でこんな事になっているのか?


「メッイプ!ル!?アッアフッアッ!?ンギ♥モッヂイッ♥」

 カクカクカクカクカクカクカクカクカクプシッ!プシィィッッッ!

『うわ!?ちょっ』

「ハナゼ!ざわるなぁ゙!♥あっ♥ぁ゙ッッッ♥♥」


 何をやられたのか…何故手も足も出ず…一方的に嬲られているのか…

 アイドルだから?コレがアイドルなのか?この策士…恐ろしい…

 周到な罠なのか?それとも地力の差か?


 道場でもタツを除けば私に敵うものはいない。

 今までの配信の敵も言わずもがな、その私が…


「グ…ギ…貴様ぁ…サトル…君にも…こんな…がぁッ!?…」


 私はメイプルのステージ、要はメイプルのホームで最大のピンチを迎えていた。

 歯を食いしばり、耐える。気を失えば終わるだけ。だから耐える。

 3連ビーズの先に入った二つは既に溶けた…どうやら凄まじい威力の媚薬が入っていた…

 そして逃げようにもメイプルが私の腹に手を回し逃さない様に、尚且つ微振動を与え直腸を刺激する。

 ここまで力が入らず、一方的に弄ばれるのはタツ以来だ。


「許さん…ぜった…い…ゆるさん…ぞ…イヒッ!?♥」


 更にコイツは感度が異様に上がってる私にサトル君の臭いをプンプンさせ、更にサトル君のエロワードを囁くという鬼。


 私は発狂する前に三つ目のビーズを抜こうとするが…


 パンッ


「おアァッッッ♥♥イギ…イッ♥ヒギッ!?♥♥♥」


 抜こうとして、途中まで抜いた所で押し戻される。押し戻される勢いで、私は身体を震わせ、脱力を繰り返す…何度となく果てる、その都度失われていく体力、そして思考。


 恥ずかしながら絶頂を迎え涙と鼻水を出しながら舌を突き出した私を…


「ンおおおおおおおッッッ!!!♥♥♥」


『!?み、みなさーん!セフォルニア得意の怪獣のモノマネでーす』


 子供と保護者の前で辱めようとしている…生きる…三つ目を抜くんだ…私はサトル君のために生き…


 スポーンッッッコロンコロン…


「ガアアアアアッッ!!アガッッッ!?♥♥♥」


【何か手榴弾みたいなのが落ちたw 】

【漏らしてない?ヒップか茶色い】


 私は開放感でまた達した、何かビチビチ音がしたが聞こえない…それと同時に目の前が白くなった…意識が…悔しい…サトル君…ごめんね…私…この女に…負け…わた…あ…


―――――――――――――――――――――――

〜無限のアイドル、メイプル視点〜


 今日は小さな遊園地のステージでショーの日。

 最近、仕事がどんどん増えていき自分を失いそうになる。


 その為に週に一回はお客さんと距離の近いステージで、メイプルの始まりである子供達を中心としたショーで初心に帰る。


 私がステージに立つ理由、それはひとえにサトルさんの為。

 いつかあの人に『頑張ったね』と言ってもらえる様に。

 2度も裏切り、それでも我儘に縋り付いた私の出来る事。

 それは沢山の人を笑顔にする。

 サトルさんは言っていた。


――俺の苦痛が何の意味も無くなっちまう。あんな苦痛を味わったんだから、お前はやれる事をやれ――


 と、言ってくれた…ならあの日々に意味があった事を事を証明しなくてはならない。

 自分勝手な事だと分かっていても、サトルさんの望む私になるんだ。

 その為に私は…メビウスの様に無限にステージに向かう。


『ラビッ♥ラビッ♫ラブ!ラブ!ラブ!ラブ!ラビ?♥『ラブっ!』ラブ?♫『ラビっ!』

『隣のお友達にも『ラビッ♥』笑顔でラビビ♫』


 手をウサギ耳にして踊るダンス、ウサギ跳びをしながら観客席を飛び回る。

 子供達一人一人に笑顔を向ける、こんな時に想う。

 笑顔は隣の人を、相手を笑顔をにする。

 自分だけが笑う生き方、その結果が少し前の、自業自得でドラッグと男に滅茶苦茶にされた自分だ。

 だから相手を想って、沢山の笑顔を振りまく。

 皆、幸せに、皆、笑顔に、と願いながら笑う。


 だから未来のあるこの子達に伝えたい。

 相手を笑顔にすれば、きっと自分も笑えるよって。


 ステージに戻る、後はトークコーナーだけ。

 舞台袖の同じアイドルグループのメンバーにサインを送る。

 メンバーの渚さんが猫の着ぐるみを着て登場…え?


『それではメイプルとお友達のコー……ッ!?……ナーだよー!』


 そして舞台袖を見た時、違和感しか無い映像が目に入った。


 変態!?違う…変なコスプレした人が舞台袖で立っていた。

 横には猫の着ぐるみを着て地面に転がっている渚さん…一体何が!?


『えーっとですね…』


 本当はここで渚さんが出てくるが…変な白色で口だけ出るマスクをした変人がこちらに向かってあるいてくる。

 何処かで見た事ある…


『グッド…グッくあッ!?セフォル!!ニアアァ!?』

 

 何か時折声を裏返しながらビクビクしながら向かって来る…ど、どどどうすれば…


『貴様…サトル君に…何をした?アッ!♥』


 え?サトルさん…サトルさんの知り合い?

 いや、こんな人は知らない…と言うか思い出した。

 最近話題になっている炎上系ミーチューバーの人だ。

 もしかして私の過去を断罪しにきたのでしょうか…つまり暴露系になると…子供達の前で…でも仕方ない事かと知れません。

 卑しい兎、メイプルラビット…それがわた


『ツアアアアアアアアアアアアアアッッ!オウフッ♥♥』


 足をクロスさせピーンと身体を伸ばしたセフォルニア…うーん…目的が分かりません。


 とりあえず近付きましょう…


「皆ぁ!この人がお友達のセフォルニアさんだよ!今日はわざわざ遊園地まで来てくれました!」


『何!?うわっ!?人が…こんな人の前で私を…よ

せ!』

 

 今お客さんに気付いた様です。

 何か意味がわからないけど、何をするか分からないので、何かされる前に近寄ります。

 そしてマイクをオフにしてお腹に腕を回し仲良しのポーズを…


 ビチビチビチッ    え?


 お尻を包むような白のレオタードがみるみる内に茶色くナッています…


『も、漏らして…ないッ!煩い!クソッだまっれ!ええあいぃ!』


 セフォルニア…炎上系とか破壊系とか言われている…まさか配信してるっ!?

 私はセフォルニアを引っ張りながらステージの真ん中にある、腰から下が見えない草むらのオブジェがある所まで引っ張り込みました。


『草むらに連れ込んで!きさまぁッあっ!♥』


 先ほどから子供に見せてはいけない全てを発するセフォルニア…

 進行を確認するタブレットを操作してミーチューバー セフォルニアで検索する。

 やっぱり…配信してる…


【今うんこ漏らしたよ!絶対漏らしたww】

【メイプルちゃん!この人うんこが漏れそうって袖で言ってました(笑)】

【メイプルちゃん至近距離だとめっちゃかわええ】

【あっこっち見た!おーいメイプルちゃーん】


 流れる様に左から右へ、小学生の様なコメントが流れる…

 正気の沙汰じゃない。よく見るとハチぐらいのドローンが前に浮いている…カメラはドローンと…マスクか…

 私のマイクのスイッチング能力が試されてる気がした、何故このタイミングで試されるのか知らないが…

 マイクをオンにする。


『それじゃあセフォルニアちゃんに今日は何をしに来たのか聞いてみるねぇ!』


 マイクをオフにする。


「なんの用事ですか?子供も見てるのに…何か薬でもやってるんですか?」


『お前に!ッサトル君が…ッやっこと…ッな!ッ』


 何となくしかわからないが私がサトルさんにした事を聞いているんだろう…顔を近づけ耳打ちしようと思ったら…何か…既視感が…


「………セツコさん?」


【セフォルニアってメイプルちゃんの知り合い?】

【セツコ!?本名セツコッていうのかw普通ww】

【唐突に正体バレワロタw】


 しまった…やってしまった。ネットで個人情報を…


「そう、せ、セックルさんですよね?」


『きさ…まぁッ!♥わらしのッおっおっおっ♥なんだとっお!♥』


 会話が出来ない…仕方ない…セツコさん、サトルさんの事を思って…私は覚悟を決めた。

 ネット民に聞こえない様に耳元で小声で…


「分かりました、お伝えします」


 私の全てを…とりあえずマイクをオンにする。


『みなさーん!ちょっと恥ずかしいみたいだから、少し待っててね〜!』


 オフにする。


 私の後悔と、幸せな記憶。サトルさんが喜ぶ事。


―お前、何かやたら色々上手くなったなぁ―


―ごめんね…でも今サトルが嬉しいなら…サトルの為だと思えば…―


 身体が火照る…あの時の…今はもう大金を払って買った人形で、昔を思い出す事しかできない悲しい兎の話を…


「貴女に全てをお伝えします。サトルさんの喜ぶ事をさを、そして…」


 少し屈ませて…私は…は伝えた。


「サトルはね…耳がとても弱くて…そしてここをこうして…そう…そしてここをコリコリッと…」


 レロレロレロレロ コリコリコリコリ


『オアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?♥♥ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッ!!?♥♥♥♥♥♥♥』


 は!?しまった…そう言う事じゃない!

 今奇声を発した人を見る…目が完全に飛んで舌が突き出して顔がのけぞっている…


【スゲェなメイプル…耳攻めながら…】

【さりげなくコスの脇の空いてる所から手を入れて胸触ったな】

【ヒンヌーだな】

【忍ばせたよな、しかもセツコの胸パッド丸見え】

【m−Videos送りマダーヽ(´エ`)ノ】


 マイクをオンにする。


『恐竜のモノマネが得意みたいだねぇっ!』


 オフにする、そしてガクガクしているが無理矢理立たせて舞台の袖へ行かなければ…


「一旦無効で話しましょう?お願いし…うお?」


 お尻を見るとうすーく茶色くはなっているが出てはいません、そして紐みたいなものが出ています。

 それをセフォルニアさん(セツコさん?)が必死に抜こうとしているので…マズイ!


 パンッ!


『ぃ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!?♥』


 抜かせる訳にはいきません、無理矢理押し戻しました。私のステージで大惨事を…子供達の為にもさせる訳にはいきません!

 マイクオン!


『がおおおおお♪ほら!みんないっしょに!』


『『『がぉおおおおおおおおおおおおおお!!♫』』』


 抜こうとするたびに押し戻します!


パンッ!


『ア゙ア゙ア゙ガぁ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!?♥』


『がおおおおお♪ほら!みんないっしょに!』


『『『がぉおおおおおおおおおおおおおお!!♫』』』


パンッ!


『ア゙ア゙ア゙ガぁ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!?♥』


『あそーれ♫がおおおおお♪さん、はい!』


『『『がぉおおおおおおおおおおおおおお!!♫』』』


 5回目ぐらいで気付きました…セフォルニアさんの痙攣が止まりません…てゆうか支えないと立ってられなくなってる。小さい声で聞こえる…


『んヒィ♥…しぬぅ♥…た、たしゅきぇてぇ♥…』


 やりすぎました。

 でもここで出させる訳には…

 私はセフォルニアさんのサイハイブーツがチャックの付いてる折り返しのタイプと言う事に気付きました。


 良し、素早く開いているジッパーを閉めて上に伸ばします。すると太ももに向かってラッパ型に広がったタイプのブーツに変わりました。


 良し、後はお風呂の栓を抜く感覚で…だけど排水溝が詰まっている家だと思いながら…栓を半端に抜いて調節しながら出して行きます。


 ビチ ビチビチ グッ ビチ ビチビチ グッ…


『そりぇ…いちびゃん…いやら…いきっ…ばなじちぃ♥♥』


 良…くないかも知れない。

 ブーツの入り口に滴るように流れ溜まっていく茶色い糞溜まり…糞溜まりってなんでしょうか?


 コロンコロン


 ビチビチビチビチ−………………


 そして一瞬目を離した隙に引き抜かれたのでご自身の両手で塞いでもらいます。

 左手を前へ、右手を後ろへ、股の下で中指同士を紐で結んで固定しました

 ちょうどその頃、渚さんがキョロキョロしてるのが視界に見えました、起きた様です。


 マイクの切り替えで渚さんにお願いをします。


「渚さん!この人袖に連れてって!」


『え?何これ!?なんなの!?』


「良いから速く!」


 マイクオン!



『それではみなさん!お友達のセフォルニアちゃんの怪獣ごっこでした〜!それではトークコーナーに参りましょう!ミュージックスタート!』


〜兎の国からやってきた〜♪木村建設の男前♪〜 


 サトルさんの作詞した変な木村建設のテーマをバックに猫の着ぐるみを着た渚さんと2人で見えないようにセフォルニアさんを運びます。


 転がっていた手榴弾みたいなものをまたお尻に戻し、舞台袖へ…


『メイプル!これどーすんの!?ねぇ!』


「えーっとえと!あ!楽器入れてた箱にとりあえず入れて下さい!私戻らなきゃ」


『えぇ!?』


『ぎざま!ッわらひを!♥じえった!♥ゆるさ!んが!♥わらひは!♥かりゅりょす♥ゴーッ!♥じゃありゅま♥ンが!?』パタン


「やっちゃって!ニッ…じゃない!渚さん!」

『ええい!ままよ!』


 ガララララララララ


「は~い!それじゃ質問コーナー始めるよ〜」


 そして一通りトークのコーナーを終わらせ、車で荷物を運び、根多君の家の前まで来た…一応…確認する。


『ふっ…………う………あ…………』


 辛うじて息はあるが…姿が変わっていた…


 黒髪で後ろを結んだ、眼鏡をかけた真面目そうな人…セツコさんだ…服装もミニスカートのワンピースに黒のブーツに変わっている。

 この家の人達は何か不思議な人達です。

 変身でもするのでしょうか?

 いや、それはともかく…目の焦点が合ってない。

 それに排便まみれで…特に下半身や膝上までのブーツが凄惨な事に…罪悪感が凄いです…

 

「セツコさん?すいません…致し方なくあのような…」


『あ…………う……………』


 返事もありません、完全におかしくなっています。


『あ~ん、婆さん何やってん…うわ!?クサッ!?』


「あ!?藤原さん!」


『おう?メイプルーンでございませんか?婆さん、やっちゃったの?凄いな、現代のアイドルは年寄りを廃人にする…人のやらない事を平気でするアイドル、そこに痺れないし憧れ…』


「いやいや!違います!これは…いえ、私ですね…もし起きたらお話があると伝えて下さい」


『何で?複数回壊すのかい?このババアは明日になったら普通に生活するからな?手強いぞ(笑)』


 タツさんの話はともかく、セツコさん…もしかしたらこの人はサトルさんを幸せにできるかも知れない。

 私自身は叶うことの出来ない夢…


 サトルさんには…サトルさんを愛してくれる人と幸せになって欲しいから…

 

 私は…まだ分からないけど彼女に託す事しようと思っている。


 夢を…希望を…そして愛を………





 

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