第4話

 やっほー。

みんなのアイドル,天城だよー。

俺はついに!

ついに手に入れたぞ!


付属スキル【ロリコン】

→スキル【カード化】による擬人化で3分の1の確率でロリになるよーん。


「ロリコンスキルマジ神いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」


いやー。

マジ最高。

俺もうそろそろでおててにお縄つけられるわ。

まぁ3分の1の確率だからね!

そんなにならんでしょ!

ん?

俺が今何をしてるかって?


「天城ー。おひさまきもちい。」


「天城おにーちゃん。ぽかぽかしてるねー。」


「そうだねー。」


『ワフッ♪』


たまたま出会ったベアウルフさんと一緒に日向ぼっこをしてるよー。


「ぽかぽかー。」


「眠くなる。」


「一緒に寝る?」


「ん。寝る。」


ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!


ば,バーンちゃんと,う,ウィンディちゃんが,い,一緒に,ね,寝てる!

グハァァァァァ!!


『ワフ!』


相変わらずベアウルフも可愛いし…。

俺今最高に天国にいる気分でハイにハッピーボーイ!

いえい!

俺はハッピー幸福エデン幸せボーイだぜぇぇぇぇ??


頭のおかしくなった俺は無意識にベアウルフの頭を撫でるベアウルフの体が光り始め出すにつれ俺は冷静になっていき…


「あ…。」


やらかした。


そう思ったが,時すでに遅し。

餅を食うなたかし。

ゴミ捨てろたかし。


たかしって誰やろ。

なんかめっちゃフラグばっか立ててそう。

あとめっちゃ偏見になるけどダンジョンとか壊してそうやな。


軽ーく現実逃避をしている俺の目に光が入る。


「グッ!目がぁぁぁ!目がぁぁぁ!」


ネタが古いって?

30年間待ってやる。

そのまま新しい時代を生き続けてくれ。


光が収まり,俺が目を開くとそこには何と!


「ん,んぅ。えへへ。主人様ぁ。もっと撫でて。」


超絶可愛いケモ耳美女騎士がいました!

え,待ってマジ可愛い。

バーンちゃんやウィンディちゃんも可愛いけど…。


「もっと撫でちゃえ!」


「んふふ。主人様大好き〜。」


まじでこの娘も可愛い!

何でみんなこんなに顔面偏差値高いの!?

逆に俺が浮きそうなんだけど!?

てか思ったけど女の子ばっかだな。

おっと危ない。

とりあえず自己紹介をしていかないとね。


「えっと,俺の名前は天城。で,あそこにいる赤い髪の娘がバーンちゃんで,緑の髪の娘がウィンディちゃんね。よろしく。」


「私,ウル。よろしく主人様。」


ということで新しい仲間ができました!

名前はウルちゃん!

ケモ耳美女騎士さんだよ!

それでは歓迎の意を込めて!


「ん〜。」


ウルに抱きつくバーンちゃん。


「んふふ〜。」


その逆からウルを抱きしめるウィンディちゃん。


「えへへ〜。」


母性を全開にしながら2人を抱き寄せるウル。


「ま,まずい…。」


「グ,グハァァァァァ!!」


無事に天に召された天城であった。

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バカと天才は紙一重 ぞーすい @zo_sui

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