第42話
……がっ!!
「いらっしゃいませ~ぇ」
耳に飛び込んできたのは、少し棒読みだけど耳に心地良い桜竜の声などではなく。
妙に鼻にかかった猫なで声だった。
は?
あ?
桜竜は?
店内を見回すも桜竜の姿はない。
「きゃっ!いらっしゃいませぇ、何名様ですかぁ~?」
「誰だ、お前」
「え~、ここの店員ですぅ~」
赤くなりモジモジする店員。
やけに化粧の濃い、しかも香水臭い女。
桜竜とは似ても似つかない。
一瞬で不機嫌になった俺の後ろで大地と美己の笑い声が聞こえてきた。
桜竜……??
ーー……。
「ふっぷし!!」
「ちょっと本当に大丈夫?リュウちゃん?」
「……??はい。大丈夫です」
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