第24話

私がそう言うとオウジサマは


「いッ..た」


私の胸を思いっきり掴んだ。


痛い。


初めて触られるのも、この人なの。


堪えていた涙が出て来た。


「奴隷が主君に口答えすんの?」


怖い。


学校にいる時のオウジサマでは無い。


これが“裏の顔“。


「力弱めて欲しかったら、ご主人様って呼んでみろ」


そんなの絶対言いたく無い。


私が何も言わずにいると


「ほら、言えよ」


そう言って更に力を強めた。


ちぎられそう。


痛過ぎる。


「ご主人...様」


痛さに堪えられず、言われた事を言った。

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