第19話

「で、本題だが」

そこで思い出す、只食べに来たんじゃないんだと。



「えっ何よ?本題って


奢ってくれんでしょ?」

パフェを頬張る華音は眉間に皺を寄せ問いた


「話しがあるから奢るんだろぅ?


つぅか話しなかったら奢んねぇし」

確かに。何もないのに奢んないわな、しかも今日初めてあった赤の他人に


「はぁ?


で、話しって何?」


「………


あんたらも、来たんだろ?例の手紙がさ」


そこで驚く俺等

いや、驚かない方がおかしい


まさかその話が出るとは思わずしばらく放心状態だ


「って、ななな何で?」


そこでポケットから何かを出す


それは見た事のある紙で



「あっそれは!!」

黒い殺人予告の紙だった




「あんたらも持ってんだろ?」

とそいつが問いた為に楓は同じ物、が恐らく内容が違う物を並べる


やはり内容は違った

そしてそれはまさに俺等が欲しかった情報



時間だった

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