第10話

俺は楓と同じグループになり、違う組の男子と勝負をしていた


俺も楓も気が散ってあまりやる気が出ず

相手チームにボールを取られてしまった


が、ボールを取り返す気には成れずタラタラと追い掛けていた






だから



「キャァァアー」

皆が叫ぶ時にはもう





既に遅かった



「なっあれ、楓ッ」

バスケットのゴールの真下に居た生徒が下敷きになっていた


そう、図書室であったあの時のように

辺り一面に血で一杯になり





体育館の中は騒然となった


そして、その生徒は死亡


また学校は帰りになった

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