第3話

「ふゅ~んふゅ~ん!」


私は投げナイフを大量に買ってきたですぅ

魔法を使えない空間とかになった時の手段として、投げナイフでも練習しようかなって。

大量に投げナイフを投げて時間を止められたらとても強そうかな?

まあ、時間止める能力はまだ使えないけどね。いずれ使えるようになったらいいな。


「ってわけで善行とか積んでも、天使に戻れる保証ないし、自分らしく普通に暮らすのが一番ですぅ!」


ってわけで今日も一日のんびり普段ライフをするですぅ。

一日ごろごろしてても特にすることないし、あたりを散歩ですぅ。


「咲夜ちゃん、今日も可愛いねー!」


「けなげでいい子だよねー、割と優しいし」


「可愛いし、優しい良い子だし、こんな子が冒険者になってくれて嬉しいよなー」


冒険者さんや町の人の声を聞く。こんな私でもみんなのためになってるのは嬉しいねー。自分のしたいことをしてるだけなんだけどねー。


「冒険者たちが魔物退治してる狩場でも観察っと」


私の日課、冒険者たちが頑張ってる所に辻ヒール。傷追ってる冒険者とかに辻ヒールを撃ってすぐに隠れる。これが楽しんだよね!

傷が治るのを見ると心が嬉しい。私でも役に立ててるなあっていう実感を持てるんだよねー。


「でも、バレるとちょっと恥ずかしいのが難点ですぅ」


うん、ばれるとちょっと恥ずかしい。でもそれ以上に辻ヒールをするのが楽しいので、辻ヒール万歳ですぅ!


魔物との戦いが終わって傷ついてる者とか、どうあがいても死にそうな人とかを回復しては去るを繰り返して、特に死ぬ冒険者さんはいない。

死んだばかりの冒険者さんはいたけど、リザレクションを唱えて復活させたよ。辻ヒールならぬ辻リザだね。


こうして歩いていると


「応急治療覚えたいなー!」


と言いながらベアと死闘をしてるおっさんがいた。


「辻ヒールいりますかー?」


「いらねーよ!やめてくれ!」


「わかったですぅー」


辻ヒールいらないっぽいし、してあげない。死んでもいらないって言った奴のせいだし私は悪くないもんねー。


ってわけでそのおっさんは死んだらしいけど、そんなことを知らないので、他の狩場でも辻ヒールをし続けて、今日の冒険者死亡率1%だったらしい。

あのおっさんが死んじゃったのかな。べ、別に構わないけどね。辻ヒール断ったんだし。


ちなみにこの辻ヒール行為は一部不評だけど、大半は善行だったらしく、善行ポイントがたまったらしい。

まあ、自分がしたーいことだからしただけで善行とかは考えてないんだからねっ。

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堕天使ちゃんは善行します! ゆにくろえ @sdfc

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