第2話

「咲夜さん!今日は何をされるんですか?」


「初心者冒険者の引率をするですぅ」


私は堕天使ちゃんこそ咲夜。この村で冒険者になった堕天使ですぅ。

ラブリーのはね(ピンク)で闇の染まった翼を隠してるから、普通に可愛らしい天使っぽく見えるかな?いやどうだろう~?

紫髪ロングのハーフアップで落ち着いた雰囲気をしてたりするんだけど、人間でいう15歳ぐらいだからまだまだ、子供なんだよね。


「今日も初心者冒険者の引率なんですね。別にいいですけど、咲夜さんに頼めばどんな強敵に襲われたとしても、生存率100%ですし、ほんと助かってます。マジ、伝説級の冒険者なんじゃないですか疑惑がありますが」


「通りすがりのか弱い天使ですぅ、伝説?そんな凄い人々みたいに強くないですぅ私より弱い人がいる方が不思議ですぅ」


「謙遜どころか皮肉に感じますがいいでしょう。今回も頑張ってください」


「OKですぅー」


* * *

「俺はかける!冒険者に憧れて冒険者になったんだー。戦士をするぞ!」


「あたしメリル。魔法使いになったの!かけるくんとは幼馴染なのよ!」


「私は咲夜ですぅ、プリースト兼ミンストレルやってますぅ。よろしくね」


って感じで他に3人ぐらい戦士職の少年も自己紹介をした。リーダーはかけるくんかな。あぶなかっしい感じもするけど、物語の主人公的存在な感じするし、冷静さも今後持てば、冒険者として良い感じになりそうですぅ

メリルも可愛らしいし、まあ、私ほどじゃないですぅけど。魔法の才能はそこまではなさそうかなー。かけるくんとのPTバランスを考えて魔法使いを選んだんだろうなあ。


初心者のみんなはスライムと戦い、スライムの体液で目とかやられてヤバそうな子がいたら私の回復魔法でその傷を癒した。


「俺の傷も回復してくれない?」


「ちょっとぐらいの傷、つばつけとけばいいですぅ。回復魔法もタダじゃないんだから、これぐらいの事に使うのもったいないですぅ」


「ちぇっ」


ちょっとぐらいの傷に回復魔法使うのもったいないのはまあ、普通のプリーストならそうだよね。私ぐらいの天才なら常時SP回復出来るから、よほど一気に消耗しない限り常に全回復だから回復しようと思えばできるけど、面倒だし、私がいなくなった時みんなが困るだけだし、回復する気ないですぅ。

普通のプリーストだとMP回復ポーション使うの勿体ないからこれぐらい回復しない程度の傷だしねー。


棍棒を持ったゴブリンの集団が襲い掛かってきた。

新米の子たちには大丈夫かなー。とりあえずサンバでも歌おうかなー。


「ぐっ」


「ゴブリン強すぎる」


かけるとメリルは互角で戦ってるけど他の3人はかなりの劣戦みたいだね。

ボコボコになって死にそうになってる子もいるし、助けてあげなきゃね。

とりあえず光の塊をぶつける光線を放つ必殺技を死にそうな冒険者くんと戦ってるゴブリンに撃って、ゴブリンを消し飛ばす。

そして、回復魔法で傷を全て癒す。ほっといて死なれては悪いし。


とりあえず、かけるとメリルは苦戦しながらもゴブリンを倒し、他の3人はゴブリンを倒せずにやられる感じだったみたい。ゴブリンのうち4匹はかけるとメリルがトドメを刺した。

私は回復魔法で全員の傷を癒すことにした。


「ゴブリンがまだまだ襲ってくるかもしれないし、ここで離脱が良いと思うですぅ」


かけるとか他の冒険者くんはまだやれる、もっとやるって言ってたけど、メリルと私がもうやめましょう/もうおわりですぅって言って、強引に帰還をすることにした。

このまま続けてもゴブリンに蹂躙されるだけだし、私いなかったら全滅だもん。


冒険者君たちと解散した後、私はゴブリンキングにディバインブレーカーを撃ってゴブリンの巣を壊滅させてきた。

ゴブリン活発になってそうだし、スタンピードが来る前に倒しておかなきゃね。

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