情報収集・投資方針

 素人投資家であっても一応投資の勉強をする。

 とりあえず簡単に読める内容でいい。

 前にも触れたが、厚切りジェイソンが投資で実績をあげていることをテレビで述べているのを知っていた。

 なので彼の「お金の増やし方」を読んだ。彼は、要するにアメリカ株のインデックスファンドであるS&P500に資金投入し、長期間保有することで、運用結果として投入資金が増えていくことを実体験として説明している。

 これを鵜呑みにするのは危険だという人もいるだろう、でも経験者がいうのである、否定する根拠もないのだ。ということで実験的に旧NISAでS&P500に120万円を入れて様子をみることにし、それなりの結果を得た。そして徐々に運用額を増やすことにしたのである。

物事はうまく運ぶと欲が出る。

 調子に乗って、個別株を買うことにした。過去の失敗を踏まえてどのように改善すべきか。

 まずは情報収集だ。

 紙媒体では、日経・四季報・東洋経済・ダイヤモンド・プレジデント・月刊金融ジャーナルから情報収集することにした。

 ネットではGoogleで個別銘柄の株式の証券コード4桁番号を検索し、

   YAHOOファイナンス

   株探

から得られる情報をエクセルに一覧表として以下のとおり、入力することとした。

  ①証券コード

  ②社名

  ③業種

  ④年初株価

  ⑤検索日株価/年初株価の比率

  ⑥1株配当単価

  ⑦検索日株価

  ⑧ ⑥/⑦ 配当利回り

  ⑨自己資本比率

  ⑩PBR

  ⑪ROE

  ⑫ネガティブ情報

  ⑬ポジティブ情報

  ⑭買い判定

 こんな作業でどういう判定ができるのか、トライアンドエラーでまずやってみるのが素人投資家のスタイルである。

 エクセルに数値を入れる作業を地道にやれば、自分でいろんなランキングを一瞬で確認することができる。

 ⑧の配当利回りを重視する方針をたて、3%以上のリターンがあれば「買い」を検討することにした。

 例えば、株価100万円で年間配当が5万円あれば、配当利回りは5%になる。配当金から約20%の税金が差し引かれて、年間約4万円の現金を得られる。

 実質配当利回りは約4%だ。

 仮に株価が96万円に下落しても配当で4万円が入れば収支トントン、配当2年分8万を得て96万円で売れば、約4万円が収益になる。

 これを基本として、なるべく株価が低い時を狙って買いを入れることが常道だろう。

 何をもって株価が低いと判断するのか。2024/8/5の暴落価格周辺なら、お買い得だろう。

 買ってから必ず株価の上下の波がある。配当で投資資金を回収しつつ、なるべく長期でみて株価が元本の10%増になったら売却を検討することにしよう。

 素人投資家の挑戦が始まる。俺は素人投資家王になる!って言ってみる…

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