2024年8月5日の恐怖
2024年8月5日、日本の株式相場がストンと暴落した日だ。
自民党や政府高官が利上げを求めるような発言もあって日銀は利上げをした。
その後の総裁会見の積極的な利上げ発言もあって暴落である。
経済というか株式市場というか相場は、世界とつながっている。
S&P500も暴落した。
素人投資家は8月上旬だけで約100万円以上の評価損を経験した。
長期で相場を観察する必要があるとはいえ素人投資家としては痛手であり恐怖だ。
政府が新NISAを導入し、これは岸田政権唯一の功績であると評価している。
にもかかわらず、新しく投資を始めた初心者に対する裏切りのように感じる日銀の積極的な利上げ姿勢(のちに副総裁によって軌道修正発言があったが)。
経済学の教科書でもAIで検索しても利上げをすれば株価下落要因になることがわかっている。
なぜこの時期に利上げをするのか、国民向けに詳細な説明もない。
利上げはあらかじめ日経で報じられており、利上げすることを監督官庁である財務省や金融機関や一部のマスコミに事前にリークされていることがわかる。
利上げをするだけで日銀当座預金をもつ金融機関に年間1.3兆円の利益をもたらすらしい。
しかし素人投資家個人に利上げはメリットが少ない(メリットとしては利上げで儲かる会社の株をしこむことくらいか)。
相場に不安をもたらし、新NISA勢に一時的にせよ評価損を与えて、慌てて財務省・金融庁・日銀の官僚三者が会議をするっていうのはどういうことなのか。
財務省等の政策施策の実施方法が不安や不満をかきたてる。
岸田総理や鈴木財務相にも事前に情報は入っていただろう。
政治家が誰も官僚の利上げ判断を止めなかったってところが残念だ。
その後、S&P500は高値を更新し、素人投資家の不安を多少和らげているが、年末、再び日銀の利上げ予想がでており、予断は許さない。
眠れない(ほんとはよく寝ているけど)気持ちの日々は続く。
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