第13話

『憐れだね…。無力なマオは、魔に捕まり……慰み物に成り下がる…。』





ヌルリ、ヌルリと肌を伝う触手の滑りが、

ジリジリと下腹部へと向かっている……。




『ここは、痛みも快楽も……君の思うまま、望む通りになる『Loop…』』




光を失った瞳は、空虚な抜け殻の様で…。





『痛みを望む?快楽を望む?……全てはマオの思うままに……。』





敏感なマオの中心に絡み付く、触手の細い先端部……。

くるりと根元に巻きつくと、キツく縛り付ける。





「ッッヒッ!!ッ痛っ!!!」

『そうそう。脱け殻だとつまらないから。』





虚ろう瞳に、光が灯る。




『何を、望む?…全てを忘れる程の痛み?……それとも快楽?』





ヌラリ…ヌラリと、触手が躍る…。

その感覚に、マオの体はピクピク動く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る