第7話

「セ~イ君☆」

「ホムラ…お前、暑苦しい…」






むぎゅっとセイ様を抱きしめ、まるで犬の様に頬擦りをする。





仕事中のセイ様にとって、迷惑だとか考えもしないのだろう。





セイ様はため息をひとつ吐くと、さて、と声をかける。






「今日は何の用だ?」

「ちぇっ!折角逢えたのに、セイ君ってばせっかちなんだからww」




人懐っこい笑顔をするホムラはセイ様から離れる訳でもなく、

セイ様の手元の資料を見た。





「…なんだ…?」

「ソレの追加分をお持ちしましたよ、ヴェントビレッジの長・セイ様?」


「Σまたか!!!」

「しかも映像資料付で☆…例によってリーズ様んとこから新種情報…」





はぁ………と盛大にため息を吐くセイ様に、ホムラは苦笑いを浮かべ






「うちの長、今長期出張中でな…」

「…知ってる…だから、こうして俺が毎日やってるんだ…」





片腕はセイ様に回したまま、肩からかけた鞄を器用に外してセイ様の机に置いた。

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