第3話

「セイ様、んな面倒な事しなくても、俺がついでに資料届けて来ますよ?」

「…ついで…?」


「そっす。相方とちょっと出掛けるんで、そのついでに。…それを引きこもりのセイ様に伝えにきたんすけどね。」




そう。

リョクと呼ばれた剣士は、

相方……詰まりは同じ剣士と共に何処かへ出掛けてくる許可を、村の長である引きこもり魔術師に貰いにきた所だったのだ。





「リョクの相方…?…あ、マツバか…?じゃあ村を守る剣士は…」

「トキワとチグサとセージが居るから大丈夫っす」


「……解った~…じゃあ、この伝言を…」

「Σ違うっす!!!資料を直接渡したら手間かかんなくて良いっす!!」






引きこもりな上に天然な天才魔術師セイ様……





「…はぁ…セイ様心配っすよ…」

「Σお前に言われたらオシマイだとマツバに言われそうだ…」


「Σ失礼な!!!」





そんなやり取りが出来るのも、セイ様のそばにいられる限られた剣士だけ。



風を操る引きこもりな天才魔術師様は……

地下に潜るのがお好きな様ですからね。







その後、リョクとマツバがリーズの居るアクア・フォレストから帰るまで…

セイ様はずっと一人屋敷に引きこもっていたらしいですよ…。








☆おしまい☆

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