第6話


~あれから月日は流れ~


『ミク、随分立派になったな…。』

時の神殿で、ミクの成長ぶりに驚くクロノが居た…。

「うんっ!!あれから三年、ここ一年はぐんぐん背が伸びて…。」

そう、嬉しそうに話すミクの後ろから、

「…今では俺より頭一個分デカイ…。」

と、溜息混じりにマオが付け足した。

『はは…肉体も逞しくなったしな。』



そう。

三年の年月で、18歳になったミク。

今ではそこいらの魔獣バリに逞しい体と、大きな背丈になったのだ。

魔術の方も立派に使いこなせているし、知識も大分ついてきた。



『マオ、だから言っただろう?ミクは大きく強くなる、と。』

ふふんっと鼻で笑いながらマオを見る。


「~っ!!嫌じゃねえっつーの!!…でも…。」

言葉を濁すマオ。


そう。

こんなに大きく成長し、立派になったミクに…毎晩鳴かされるのはマオの方。

一年前から攻守交替しているのだ。



「嫌だったら、言ってね…マオっ!!」

「ふぁっ…んんっ!!!…ぁ…」

毎日の様に攻められて、真っ白になるマオ…。


嫌じゃないから…逆に気持ち良過ぎて…困ってしまう。



『どうしたのだ?!赤い顔をして黙り込んで…。』

二ッ…と笑うクロノに覗き込まれた。

「っっ!!!うっせっ!!…行こうっ!!ミクっ!!」

「え?!…うん。じゃあ又ね!!クロノ!!」

ミクの手を掴んで、ずかずかと裏庭へ歩くマオ。


『無理はするでないぞ~!!』

「っ!!馬鹿クロノっっっ!!」


そんな活気ある声が、『時の神殿』に溢れる様になりました。



終。 

        ≪ ミク END ≫

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る