来訪!!褐色のダーリン♂の巻
第1話
その日の空は…雲一つない文句なしの快晴だった。
父と二人暮しだった事以外はなんの変哲もない(筈)の俺、松本 光太(18)は、目の前の父親からとんでもない話を聞かされる事になるとは…夢にも思わなかった…。
「おはよう今日もいい天気だねぇ~☆」
陽気な挨拶をする父親は、たわいも無い話をするかの様に口を開いた。
「あのさ~…実は今日ね~…君のフィアンセが来るんだぁ~」
「へ~…?!はぁっ?!」
「しかもっ!南国の隠れた島から!!」
「何…?な…」
「王子様が!!!」
「∑男じゃねぇか!!」
ガターンッ!!
いきなりの変な話に思考が着いていかない俺でも、一瞬で気付いた!!!いっちばん、とてつもなく大事な所を。。。
ぱちぱちぱちぱち…☆
「正解で~す♪」
と、笑顔で拍手しながら答える阿呆な父親…。
そうだった…。
父親のお陰でいつも大変だった今までの事を思いだし、最初に書いた事を訂正する。
『くそ親父の絡んだトラブル発生にもめげずに正しく生きて来た事以外俺自身は何の変哲も無い(筈)』
…と。
そんな現実逃避みたいな事を考えてるそばから…
∑バーンッッ!!
と、玄関がこれでもかぁぁぁっっ!!っと言わんばかりに開いたのだ。
…そして…
「Hello My Sweet(はぁと)」
と、褐色の肌の美青年が俺目掛けて抱きついてきたっ!!
「なっ…」
余りの出来事に言葉も出ない俺…(そりゃそうだ;)
………・…………・…。。。
「a…コンニチハ…。こんにちは!私のコータっ!!ずっと逢いたかった…」
最初は片言で…でも次からは綺麗な発音で、褐色の男は言ってのけた!!
「コータ?聞こえてるの?」
少し表情を曇らせ、不安そうに聞くこの男に
「あ…聞こえてる…っっつーか離せっ!!!」
やっとフリーズ状態から戻ったコータは、
男を押しのけてその先で微笑んでいる父親を睨みつけた。
「どぉゆう事か…ちゃぁんと説明して貰おうか…。」
すずぃと父親に詰め寄る。
「こーちゃん…めちゃ怖い顔~(泣)」
鬼の形相をした息子と、褐色の男を前に…
父親は臆することもなく説明を始めるのだった。
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