第3話

「…意味分かんない呼び方してんじゃねぇよ。長谷川先生、未来のことは完全無視で結構ですから」



「あ…あぁ」



クロスケに言われるがままスルーしようとする長谷川ティーチャー。



「チョーット!!何よそれっ。席替えは決定事項なのだから!さぁ長谷川ティーチャーくじを作りたまえ」



ビシッ!と指差し命令。ヒャハ。大統領になった気分~。



「…てめぇで作れやボケ未来」



オーラがドス黒くなったところで身の危険を感じた。



「んもぅ分かったよ。未来クンの代わりに水沢が作るって」



ポンッと前の席の水沢の肩を叩く。



「はぁ゙!?なんで俺がっ。未来が自分で作れよ!」



キーンて響く大音量の声。うるさーい。だからガキってイヤなんだ。



にしても…童顔フェイスっていじめたくなるよね。フフフ。

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