僕は死ねない

死にたいと思っていた川崎遥人の前に現れたあざとかわいい後輩、夢咲奏絵。彼女との出会いによって、川崎の人生は大きく変わっていく。
仕事において自分の何が駄目なのか、どう改善すべきなのかを夢咲は教えてくれて。時には一緒にデートをして。そんな彼女と過ごす日々はいつしか大切なものとなっていった。
しかし、夢咲には隠していることがあった。夢咲に救われた川崎は、今度は自分が彼女を救うために奮闘していく。

優しくて甘くて心に沁み入るストーリー。
読み終えてタイトルの意味を噛み締めました。
みなさんもぜひ読んでみませんか？

主人公は会社でも失敗続きで自殺しようと思うも、自殺するとやり残したことでみんなに迷惑かけると死ぬこともできない社会人。
そんな主人公が自殺しようとした現場に居合わせた後輩女子は、やり残したことを片付け、心おきなく自殺できるようにと終活のお世話をしてあげようと申し出る──そこから始まるラブコメディ。
とにかく後輩女子が可愛くてかつしっかり者。
主人公へのアドバイスで事態はどんどん好転して行って……。
大人同士の甘々ラブコメ、ぜひご一読を。

面白かったです！　描写力が高く投入感がありました。
デートシーンなど情景から心理描写まで丁寧に描かれていて、自分まで現地に連れて行ってもらったような爽やかな気分に浸れます。

面白いです。

二人の関係が気になりすぎて、読み進めて気が付けば最新話。

私も夢咲ちゃんのような子に出会いたいです……。

短いながらもインパクトのあるタイトルがまず目を引きます。
やたら長ったらしく煙に巻くタイトルが多い中、スパッとした潔さすら感じます。

キチンと後腐れなく死ぬために全力サポートする、という触れ込みで唐突に表れたヒロイン。
終活、と銘打ってますが、普通に仕事のハウツーだったりライフスタイルの設計だったりをしてるので、実質的にシゴデキ改革なのでは？　などと思ってしまいました。

二人の「終活」と銘打ったこの関係も、それによって解決していくであろう目の前の課題も、色々と気になる作品です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（130文字）

主人公が死にたくて終活してるのは、一旦置いておきます。
それよりも夢咲ちゃんについて語らせてください。

まず、最初に彼女を私に下さい！
家に帰ったときに彼女が待っていてくれるなら、私は溶岩を泳げる自信があります。

何を言っているか分からないって？
ならまず、読みましょう。

あなたも溶岩を泳げるようになります。

意味不明レビュー失礼しました、、

他人より不器用な主人公が、謎多きあざと可愛い系後輩の夢咲に支えられながら、終活を頑張る物語です。

終活と銘打っているものの悲壮感は強過ぎないので、主人公が日々を前向きに生きられるようにと、夢咲があざと可愛く色々サポートしてくれているところを躊躇なく楽しめます。

主人公と夢咲の行く末がどのようなものになるのか、今後の展開が楽しみです。

川崎遥人くんは死にたいと思うほど、仕事に追い詰められていた。
そんな彼の問題を少しずつ解きほぐしてくれる夢咲さん。
終活と言いながら、決して暗くない。
まるでデートのような時を過ごしながら、夢咲さんは問題解決の糸口を作ってくれる。
夢咲さんがとても魅力的です！
しかし、夢咲さんはいったい誰なのか？なぜ川崎くんを救おうとしているのか？

最悪な状況の中に希望の光が見えている気がします。
そして、夢咲さんの謎が気になって、どんどん読み進めたくなります！

仕事で追い詰められた主人公が目指すもの、それは現世からの脱出。
しかし、要領は悪いが義理堅い主人公は現世のしがらみから抜け出せず。
そこに現れたのはナゾの後輩、夢咲。
「私が、先輩の終活を手伝ってあげますね。」

可愛い終活コンサルタント、夢咲のキャラクターがとにかくあざと可愛い。
しかし、ずっと作中を漂っている寂寥感との対比で、白昼夢のような読み心地の作品。
謎である夢咲の意図、主人公の行く末、どこにたどり着くのか、という期待があります。

東京各地の地名が出てくると、「あー、あそこらへんかな。」という楽しみもある作品です。