第17話~情報~

放課後

俺は…同級生から逃げていた!。

理由は…黒瀬飛鳥のかわいさが校内中に広まり、噂する奴が出てきたからだ

「…黒瀬ってあの黒瀬じゃね?」

「黒瀬って2年にいるよな?」

「朝、一緒歩いてた男がいるらしいぜ?」

1日で何個も噂を目撃情報が出て、飛鳥がそこに出てきて…認めた。


「2年の黒瀬桐流は私、黒瀬飛鳥のお義兄ちゃんです!」


なんて言ったからだ。

同級生の奴らに見つからないように普段通らない裏道とかを使って、同級生たちを巻いて

今俺は師匠のところにいる

「はぁっはぁっ」

「桐流くん今日はいつもに増して疲れてるね」

「…すみません」

「謝ることじゃないよ。たまには疲れないと肉体と精神腐るから」

…疲れないと腐る?精神と肉体が?なぜ???

「…はい。」

「で、昨日言ってた時間くださいってなに?」

「…あっ!今日少しいろんなことがあって、忘れてました!」

「いろんな事って?」

「…父さんが再婚して、妹ができたんですよ。かわいくて美人な子なんですよ。その妹に『暗殺者のお義兄ちゃん』って言われたのと、妹が転校初日に、俺が義兄だって言ったんですよ…そして同級生から追いかけられた」

「…へぇ…『暗殺者のお義兄ちゃん』ねぇ。なんでその話になったの?」

「……昨日の帰りの写真が、美代さん…あ、義理の母親です。に写真を撮られてて、それを妹に見せて妹が俺に聞いてきたんですよ。」

「桐流くんはなんてごまかしたの?」

「同級生に数学を教えてた。って答えました。内心びくびくしてましたけど。顔に嘘だって出てないか」

これは本当に…暗殺してたなんて言えない…!って思ってたからな

「へぇ…僕妹さんに会ってみたいな…」

「師匠が!?どういう関係で会うんですか!!」

「その勉強を教えてもらっていた同級生の叔父ですって」

「なんで叔父?」

「一番ごまかしやすいから」

「はぁ。じゃあ会います?」

「うん。じゃあ予定立てて持ってきて~」

「はい」

「で、本題は?」

「昨日殺した、ターゲットいるじゃないですか」

「いるね双葉蟹でしょ?」

「そうです。そいつが命乞いを最後にしてきて、その条件に殺し屋の最新情報を教えるって言われて、聞いたんですよ」

「うんうん」

「そうしたら、殺し屋と殺し屋日本最強5人で暗殺者を全員殺す計画を立てているそうなんです」

「……はぁ!?」

素っ頓狂な声を出して師匠が驚いた

「本当ですよ。そういって、ターゲットはここまでしか知らないっていうので殺しました」

「おっけーおっけー。わかった。で、全員殺されるの?」

「はい。」

「これ…水飛沫に報告しなきゃ…」

水飛沫…?

「水飛沫って?」

「…あぁ血飛沫だと感じが悪いから、水飛沫。暗殺者日本最強の情報交換、対策本部ってところかな。人数は5人で、入れ替わるには模擬戦でスロットで決まった相手に勝利しないといけない秘密会議」

「へぇ…」

血飛沫は怖いから正解かな

「じゃあ僕は報告しに行ってくるから!。昨日の報酬はその机の上の『給料』って書いてある封筒で、その中にシルバーランクの免許も入ってるから!来てほしい時連絡するから!」

「わかりました」

それを聞いた師匠はダッシュで外に出ていった。


封筒の中にはしっかり15000円と免許が入っていた。


次のランクは昇格試験かぁ…

このランクで満足かなぁ

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