チート能力に頼らず、自己保身と人間臭い葛藤を抱えながら生きる主人公の姿に、TRPGのような深い没入感を味わえる。前世と同じ非力な盗賊ながら、相棒の聖獣と共に知略で困難を切り抜ける、地に足のついたシティ・アドベンチャー。 近世欧州風の重厚な舞台で、ミステリやホラー、残酷描写を交えながら徐々にスケールアップしていく物語の密度が魅力。
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転生ありの異世界ファンタジー。しかし盗賊は生まれ変わってもやはり盗賊。英雄ではありませんでした。そこがリアルと言えばリアル…そして主人公は「聖獣」と共に再び生きていく。ゲーム的な物語です。なのでゲーム好きな方にお勧めしたい!是非。
誰だって英雄なわけじゃない。主人公の自分第一の考えは、別に悪いとかではなく、リアリティがあり、そこに共感できるため没入感が高いです。また、主人公の能力も、チートではなく、ファンタジーならありえそうなので、世界観に重厚感を増しています。文章も説明的でなくサクッと読めるのでとても良いです。リアリティのあるTRPGのような世界が好きな人にお勧めです!