第74話

「そうなんだ。雷帝は晃にとって安心できる場所なんだね。」



「えぇそうです。それに晃だけではありませんよ。雷帝は雷帝にいる全ての人間にとって安心できる場所なんです。もちろん俺にとってもね。」



安心できる場所か…。



こんなことを言う限り、みんな何かしらの事情を抱えている人がいるのかも。



まぁ幹部には全員何かしら事情がありそうって感じは最初からしてたけどね。




それに、あたしだって訳ありな女だしね。




けど、こうして一つでも安心できる場所があるのもいいのかも。




あたしにはそんな場所ないからな。

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