第73話
「それにこうして休んでいるのは俺だけじゃないですよ。」
そう斗真が隣のパラソルの方を見ながら言った。
隣を見るとそこにはいつものごとく寝ている晃がいた。
ここでも寝るのかよ。
「あのさ、晃ってずっと寝てるよね。」
ずっと気になってたことを言ってみた。
「晃は1人だとあまり寝れないんです。けど、こうして俺たちが近くにいる時だけはあぁやってぐっすり寝るんです。」
斗真がどこか悲しそうな顔をしながら言った。
ま、人にはいろんな事情があるってとこか。
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