第138話

僕に害が無ければどうでもいい。




そう思っていた矢先それは起きた。




最近、結弦が部屋に籠もりがちになった。




それに、学校から帰ってくると汚れていたり何処か怪我をしていることもある。




心配になり声をかけるけど大丈夫の一言。




父さんや母さんも心配してるみたいだけど本人が何も言わないからと今は見守っている。




僕も学校で注意深く見てはいるけど隠すのが上手いのかこれといって原因は分からない。




本人は転んだとかちょっと体育で怪我したんだと言っているけどそんな毎日怪我をする程運動神経は悪くない筈だ。




むしろ、運動神経はいい方だ。




「・・・大丈夫。」




今日の朝も登校する前にそう言って家を出た結弦。





丁度、3限目の時に教室の窓から結弦の姿が見えた。





体育だったのか気怠そうに歩いている。特に変わった様子はなくクラスメイトとも険悪な雰囲気はみられない。





近くには、龍たちが騒いでいる。

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