第102話
「伊織ー、お前また違う世界に行ってたろ。
先生怒ってたぞ。」
休み時間になって、可笑しそうにケラケラ笑いながら近づいてくる。
だって、詰まらなかったんだもん
あの先生教科書を読んで終わりだから退屈で仕方ない
僕は父さんに似て記憶力が良い。だから、一度見たら大抵のことは覚えてしまう。
その事を自分から他人に話したことはないから誰も知らない。だけど、やっぱり学校の授業はないつまらないんだ。
「優等生の伊織くん。聞いてますかー?」
からかうように僕に絡んでくる。少しムッとして相手を見るとそれが可笑しかったのか、またケラケラと笑う。
「聞いてるよ。
龍こそ真面目に授業受けたらどうなの?」
当たり前のように授業に遅れてきて席にドカッと座り教科書一つ広げていなかった奴に言われたくない
「俺はいいんだよ。バカだから勉強したって意味ねぇの。どうぜ、親父の会社で働くんだし今は自由に好きなことしねぇとな。」
ニカっと笑いなんか面白いことねぇかなと呟いている
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