第54話

「お兄さんたちまだやるの?」




そう問いかけると顔を見合わせる




「ちっ、今回は見逃してやる。」




そう言って走り去っていく




ダサいなぁ




「杏奈ちゃん、大丈夫?」




声を掛けるとハッと我に返ったようにおれを睨む




「誰も助けてなんて言ってない。

あたしに関わんないで。」




そう言葉で言ってはいるけど、身体は震えてる




仕方ないな、手の焼ける子だ




「あー、ごめんね。余計な事しちゃった。

2人待ってるし行こうか。」





杏奈ちゃんの手を出して無理やりとり手を繋ぐ




「でも、勝手に居なくなった罰。」




手を引き歩き出す





勇介に電話をして合流する




「悪い悪い、迷子なっちゃった。」



.「おう、大丈夫だったか?」




2人が現れた瞬間バッと手を離された




名残惜しさが残る右手




「帰るか。」



「だね。」




お茶をして帰る事になった

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