第49話

隣では勇介と葉月ちゃんが話している




2人ともたどたどしさがあるけど何と無くいい雰囲気だ




きっと、おれば邪魔なんだろう




そう思って、杏奈ちゃんに声をかける




「あの2人いい雰囲気だし、杏奈ちゃんは俺とデートしよ。行きたいところある?」





その言葉を聞き、葉月ちゃんと勇介を一瞥した後、大きな溜息をついた




「なんであたしがあんたなんかなと。」




そう言って、どこかへ歩いていく




そんな杏奈ちゃんに着いて行くとこじんまりとしたカフェに着いた




"いらっしゃいませ"




と声が響く




「何名様でしょうか。」




「一人です。」




「いやいや、2人だよ〜。

ごめんね、店員さん。」




意地悪な杏奈ちゃんの言葉に被さるようにいうも、またキッと睨まれた





案内された席に座りコーヒーを頼む





一緒の席に座るが会話は全くない




「ねえ、杏奈ちゃん。

なんで会ってくれないの?」




「おーい、聞こえてる?」




ていうか、おれが一方的に話しかけてるだけ




杏奈ちゃんはと言うと偶に誰かを探すように店内を見回しているがそれ以外は本を読んでいる




つれないなー

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