第32話

「ところで天煜と響は知り合いかい?」




それは俺が聞きたい




父さんとアレックスさんの関係性




「響は俺に息子だよ。よろしく頼むな。」




「わお!似てると思っていたよ。」




本当に驚いた顔をするアレックスさん




「父さんはアレックスさんと知り合いなの?」




そう聞くとニヤっと笑う




「知らないのかい?

天煜はこの会社の創設者であり現会長だよ。」




アレックスさんの言葉に開いた口が塞がらない




父さんがこの会社を創ったってことか?




「は?会長ってなんだよ。」




否定することなくアレックスさんにそう切り返す父さん




「ふふ、これは天煜の会社だからね。僕は預かっているだけ。



さも当然のようにそう言って可笑しそうに笑うアレックスさん。




「そうそう、部長さん。君はクビだよ。」




あっさりと部長にクビを口にした




「僕がなにも知らないと思っていたのかい?

あの部署が成り立っているのは響のお陰だよね。


役に立たない人間は要らない。」




厳しい一言を告げる

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