第21話

上司からの嫌がらせや大量の仕事のせいで余裕がなくなっていた




退院後も休む暇なく働き続けた




そして、アレックスさんが来日する日を迎えた




エントランスホールで社員全員でお出迎えをして、おもてなしをする




沢山人がいたせいで全然姿は見えないが声だけは聴くことができた




「我が社のために日々働いてくれて感謝している。


今回は日本支社の監査と古い友人に会うために日本を訪れた。


この会社はその古い友人と興した会社であり、今もなお成長続けている、その友人のお陰といっても過言ではない。


僕はこの会社のトップとして扱われているが今もその友人から任されているだけであって、本当のトップは友人だと思っている。


友人に恥じないようにこれからもこの会社を盛り立てていきたいと思う。


そのために君たちの力が必要だ。


これからもよろしく頼みます。」




盛大な拍手を一心に受け、上層部の人たちでエレベーターに乗っていった




ただの社員である俺がアレックスさんと話せるなんてあり得ない




俺はあの人をずっとみているが、アレックスさんからしたら数いる社員の中の一人でしかない。

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