第69話

智尋side



女相手に情けねぇ。


お前はそんなたまじゃねぇだろーが。




この日俺は文化祭の焼きそば屋でなぜか焼きそばを作っていた。




「智尋くん!この時間焼きそば担当お願いね!」



「んぁ?めんどくせぇ。」




「レオくんやっぱり顔見せないし、智尋くんに断られたらこの店終わりだよぉ〜。」




「...またあいつか。



ちっ、だりぃなぁ。」



「,,.。」



「わーったよ。やりゃいいんだろ。」




「ありがとう!」



あの野郎のせいでまた俺がやらされてんじゃねーかよ。


ざけんなよ。








ジューッ。



油を鉄板に注ぎながら手慣れた動きで焼きそばを作っていると、



「えっ、鳴海くん。手慣れてるね?」



「うっせぇ。」



「,,.ごめん。」



俺が作るといつも驚かれるんだよな。


ちなみに姉貴に散々飯を作らされて割と料理はできる方だ。



俺様はなんでもこなせるんだよばーか。

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