第44話

奏side




「いや、なぁ?



ちゃんと理由はあるんだぞ!」




「なに?」




呆れた顔で不機嫌そうにこちらを見つめる...いや睨んでいる雅。





後で雅に確認取ろうと思ってすっかり忘れてたぜ。




「この文化祭で来場者一位の組には何と!!!



賞金が出るんだ!」





「...へぇ。」




ドヤ顔の俺の発言に対して、雅は興味なさげな様子。




ショック!!




「賞金欲しいだろー!



それには雅の力も必要なんだよー!!」




「...。」




賞金欲しさに俺を巻き込んだのか、という訴えが雅からひしひしと伝わってくる。




「ごめんなさい...。





機嫌なおしてくれぇ!みやびぃ!!」

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