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「…はぁ」



今日は大丈夫かな?くるかな?熱ひいたかな?お見舞いいきたいのに


結局昨日はタクトさんから返事はなくて聞きたいことあったのに聞けなかった


いつもと同じく3階から下のグラウンドを見ていた


いろんなの置かれてるグラウンド

グラウンドとして機能はしていないこの場所でハヤトくんは運動という喧嘩をしてる


「え!うそ。もうきた。」


1人で校舎にむかうハヤトくんの姿

いつもよりくるのが30分くらい早い


は、は、はやくきてよかったあああ

まだ誰もいない道


人もまだ集まっていないから喧嘩はできない

私はいても立ってもいられず走ってハヤトくんの所へ向かった


階段を急いでかけおりハヤトくんのところへ


下駄箱で靴を履き替えていた


「はぁ…はぁ…ハヤトくん、おはよ」


「ん?あーコヤギちゃん」


自分を呼ぶ声の方へむいて私を見つめる


かっこいいなぁ


おもわず見とれていると


「息切らしてどーしたの?」


やさしい

階段をダッシュして息切れる私を心配してくれてる


「あ、いや…えっとハヤトくんをみつけて…」


「あーそれで走ってきたんだ」



「う、うん」


みつけて駆け出したのはいいけど、なんも準備してない。話すこと。話すことを…



「あっ昨日休んでたよね?

どうしたの?」



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