24日目
「後悔」という名のものを常に持っているのなら、私は前に進めないと思う。でも、後悔のない私を、物心ついた時から、生きた記憶はない。後悔は、物心と同時にやってくるのだろうか。後悔があるから、私は今を生きているのだろうか。後悔があるから、本当は前を向いているのだろうか。
公開が常に私の手を握っているのなら、私は振り切ることはしないだろう。そこにあるから、理想を思い描くことができる。理想がどれほど後悔を置いていこうと、その後悔が目標を生み出すのなら、私はきっと後悔を愛してしまう。それでも、この世界からいなくなる時は、後悔を置いていきたくない。置いて行ってしまうと、きっと誰かのもとに行ってしまう。最後は後悔と一緒に消えてしまいたい。
後悔を、愛してしまおう。
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