第30話
「カフェ本当に父さんがやっていたの?」
「あぁ。ジンさんいつもタオル頭に巻いていいお兄さんって感じだったぞ」
「聞いてない?ユウくんに」
綾弥斗さん店長のこと君付けなんだ。まぁ父さんもだったけど。私、ユウさんに聞いたかなぁ?
「聞いた気もするし聞いてない気もする」
「なんだそれ」
2人はハモって口にした。
でも聞いたんだろうな忘れるのは得意だし。ドールにバイトに来たのも偶然とは思えないし。
「バイト探してる時にユウさんに声かけられてうちで働かないって」
微笑みをくれるユウさんになんでって思ったけど多分
分かったんだろうな。
私カフェにいること多かったしってその時は思ったけど違ったんだね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます